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2013年度新着一覧

2013/09/15【社会学科】

本学学生がゴールボール競技の日本女子ユースの代表に選ばれる

本学文学部社会学科第2学年の中 麻(なか あさ)さんがこの度、ゴールボール競技の日本女子ユースの代表に選ばれました。

ゴールボール競技とは、視覚に傷害を受けた方用のリハビリテーション効果促進のために考案されたプログラムのひとつでしたが、1976年のパラリンピックで正式種目となり、夏季大会20競技の一つ、視覚障害者の正式種目(球技)として行われています。

この競技は、1チーム3名でプレイし、全員がアイシェード(目隠し)を着用します。これは目を保護するのと、視覚障害のハンデ差をなくすためです。使用するボールは中に鈴が入っており、その音を聞いて反応しています。重さは1.25キロもあり、バスケットボールとほぼ同じ大きさですが、バウンドしにくくなっています。

試合は前後半12分ハーフで行われ、多くゴールしたチームの勝利となります。相手チームが投げたボールを受けてから10秒以内に投げ返さなければならず、その間に様々な駆け引きが行われており、その迫力と緻密さから見ていて飽きることがないタフなスポーツです。

今回、初めてユース代表となったことについて中さんは、「代表になったプレッシャーと、目の前のことで精いっぱいです。少しでもチームの勝利に貢献できるよう、丁寧なプレーを心がけたいです。」と語っていただきました。

中さんは毎週木曜日に北区の社会福祉法人京都ライトハウスで練習を行っています。練習では、日本男子代表候補で日本一重いボールを投げるといわれている中村義弘さんのボールを受けており、その練習の様子は格闘技を見ているようでした。ぜひ、7年後の東京パラリンピックでも代表選手として活躍する姿を見せていただきたいです。

【企画課】


  • 相手からの投球を低い姿勢で待構える
  • 鈴の音が聞こえると身を投げ出して防御

相手からの投球を低い姿勢で待構える
鈴の音が聞こえると身を投げ出して防御

  • 日本男子代表候補の中村義弘さん
  • 使用するボールとアイシェード

日本男子代表候補の中村義弘さん
使用するボールとアイシェード

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