2013/07/08
2013年6月 御命日勤行・講話 厳修 ならびに
大谷大学奨学生証書授与式 挙行
御命日勤行・講話 厳修
6月28日(金)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の導師のもと全員で唱和しました。
次に学生の感話では「私は親鸞聖人の教えから、仏教というものが自分だけが救われるためにあるものではないということを学びました。一人で生きているのではなく、皆それぞれが“縁”によって生かされていて、だからこそ自力ではない、他力が重要なのだと思います」と話してくれました。また、もう一人の学生からは「みなさまが日常の生活や仕事を通じて得た自身への問いを、大切に温めてみてはどうでしょうか。小さく思える問いも、自分にしか答えられない、人生を支える大きな問いとなるかもしれません」と話してくれました。
続いて、本学の山本貴子教授からは、「アメリカの図書館員養成」と題する講話がなされました。講話では「1990年代から日本でもアメリカでも図書館の役割が変化し、館内のデジタルサービスを含めて、図書館という場所をいかに心地よく使うことができるかが重視され、目に見える形で利用者寄りにシフトされています」と話がありました。また「アメリカでの図書館員養成のための大学院修士課程のカリキュラムでは、従来からある主要科目よりもコンピュータやインターネットにシフトした科目が近年追加され、本学の人文情報学科で今年から開講したデジタルライブラリーコースでは、アメリカの大学院で平均的に行われている授業内容の基礎がカバーされています」と紹介がありました。