学習支援

文藝塾

プロの技術を学び、文章力を鍛える“道場”

文藝塾は「書く力」を養うための講義と演習を行う場です。文藝を通した交流サロンとして、さまざまな学生が集います。

授業では小説やエッセイなどの文章を執筆し、仲間や教員からの厳しい批評を受けながら、書き手としての力、客観的に読む力を身につけていきます。

第一線で活躍する小説家、編集者などプロによる講義やセミナーを開催したり、学外の出版社を訪れ、見学したりすることもあります。あらゆる角度から実践的な表現力を鍛え、文章力アップをめざします。

プログラム事例(一部抜粋)

文藝塾講義(授業科目)

文章の技で日常を芸術作品に変えてしまう作家を講師に招き、職業として必要な「文藝」のあり方を具体的に学びます。
また、広告、出版、翻訳など各種業界人、新聞記者、コピーライター、音楽作家、翻訳家など幅広いプロを招き、視野を広げます。

2024年度 外部講師一覧(予定)

【文藝塾講義1】
  • 岩下修(名進研小学校国語顧問/「言の葉大賞」審査員)
    大学に入学するまでに学校で書いてきた文章といえば「作文」ですが、書き方は知っているようで実際はよくわからない、という人も多いのでは?ここで改めて作文指導のプロから作文の型と技を学びます。
  • 峯田康則(広報ディレクター)
    私たちが日頃目にしている様々なメディアに流れる広告には、一瞬で強い印象を残すための様々な工夫がこらされています。見る人の無意識に言葉を刷りこむ、そのテクニックを学びます。
  • 池村和紀(コピーライター)
    伝えたいことがたくさんあったとしても、それをただだらだら書いてしまってはうまく伝えることはできません。短い言葉で深いメッセージを伝えるキャッチコピーはどのようにして作られているのか、具体例を交えて学びます。
  • 志木田理絵(編集者・ライター)
    雑誌や様々な書籍の企画・取材・記事の作成等、本を作る上で大切な役割を担う「編集」という仕事。本はどのようにして作られていくのかをここで学びます。
  • 船本あやこ(デザイン・校正)
    完成品として世に出る広告や印刷物には間違いがあってはいけません。間違いをなくすために字句や内容を厳しくチェックする「校正」という作業の大切さをここで学びます。
  • 今井優杏(ジャーナリスト)
    モータージャーナリストとして活躍する今井氏から、言葉で表現することを職業とする上で何が大切なのか、どのようなことを心がければいいのかを学びます。

【文藝塾講義2】
  • 円居挽(小説家)
    ドラマを生み出す構成の技を使って小説を作る方法を学びます。
  • 萩原健次郎(詩人)
    既成概念にとらわれず、斬新な組み合わせを試みることで言葉に新たな力を宿らせる「詩」の創作にチャレンジします。
  • 津村記久子(小説家)本学卒業生
    物語を生み出す前段階の着想はどのようにして得るのか、そしてそこからどのようにして物語の形に整えていくのかについて、津村氏の実体験も交えながら学びます。
  • 木爾チレン(小説家)本学卒業生
    多様なジャンルに通じる木爾氏から受講生が直接指導を受けながら短篇小説を考えます。

文藝塾実践演習(授業科目)

多種多様な課題に継続的に取り組み、その課題による作品を相互に批評する試みを通して、小説など様々な散文を作成する技術の向上と表現意識の充実を図るとともに、自己の隠れた特性を発見することも目指します。

個別相談

文藝塾担当教員が面談・指導を行います。対話を通して自ら課題に気づき、より良い文章へと実力を高める方法を共に考えます。

文藝塾担当教員

文藝塾長

大秦 一浩(文学部 文学科)

文藝塾副長

安藤 香苗(文学部 文学科)

授業担当教員

安藤 香苗(文学部 文学科)/文藝塾講義
國中  治(文学部 文学科)/文藝塾実践演習
北山 敏秀(文学部 文学科)/文藝塾実践演習 

問い合わせ先

慶聞館1階

  • 教務課
  • TEL
    075-411-8117
  • 住所
    〒603-8143
    京都市北区小山上総町