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博物館

博物館について

博物館の三つの機能

本学博物館は、近代化100周年記念事業の一環として建設された真宗総合学術センター響流館の1階に位置しています。博物館の設置構想は、本学図書館が収蔵していた貴重資料および考古遺物や民俗資料などの文物を含む多様な資料の適切な保管と調査研究、1987年に開設された博物館学課程の充実化、生涯学習など社会的要請への対応などを目的に策定されました。そして、2003年10月、図書館所蔵の貴重資料を中心に、歴史学科などに保管されていた資料を収蔵品とする博物館が開館しました。
その折に提言された博物館の3つの機能は開館6周年を迎える現在も引き継がれ展開しています。その第一は、博物館資料の収集、整理、保存、研究、展示、教育、普及といった博物館本来の機能、第二は、収蔵品との関係から真宗・仏教文化財への認識を広く社会に普及するための「真宗・仏教文化財センター」としての機能、第三は、仏教文化財に造詣の深い特色ある学芸員養成のための学習・実習施設としての機能です。

仏教文化財の宝庫

本館の収蔵品は、真宗・仏教学・哲学・歴史学・文学など多分野にわたります。その特色は、真宗・仏教文化財はもちろんのこと、中央アジアから東アジアにかけての資料が充実していることです。また、チベット語やパーリ語などによる典籍も多く、たとえば、中国・清代に北京で制作されたチベット語の勅版大蔵経である「北京版西蔵大蔵経」は、ほぼ完全な揃いとしては、現在本学のほかパリ国立図書館などに所蔵されている数部のみで、まさに世界的な価値を持つものです。
さらに、東洋学や日本史研究に資する漢籍、和書、古文書類の所蔵も豊富であり、かつ多くの貴重な資料を有しています。なかでも、現在は亡佚した中国・唐代の碑を宋代に採拓した宋拓「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」、空海の詩文を集めた『高野雑筆集』、平安貴族の藤原資房の日記『春記』、親鸞が師と仰いだ法然が関白九条兼実の求めに応じて著した『選択本願念仏集』など、10点の国指定重要文化財を有しています。本館は、このような充実した資料を多数収蔵する大学博物館として学外の研究者からも高い評価を得ています。

調査研究と展示公開

本館には、前述の三つの機能を果たすため、展示公開のための展示室、博物館学課程の実習室を兼ねた展示準備室、調査研究のための調査研究室、恒温恒湿度管理がなされた収蔵庫・一時保管庫、虫菌害駆除のための燻蒸室などの施設を有しています。とりわけ調査研究室には、軟X線や蛍光X線などの非破壊検査装置、デジタルスコープ、赤外線テレビなどの機器も整備され、収蔵資料の調査研究に備えています。
これら諸設備と収蔵資料内容によって、京都府教育委員会より博物館法に基づく「博物館相当施設」として指定を受け、名実ともに「博物館」としての存在を確立しつつあります。調査研究結果の公開である展示は、毎年、4回の企画展と1回の特別展開催を原則とし、年間170日前後開館しています。企画展は、館蔵資料の紹介を主眼にし、春季企画展は「大谷大学のあゆみ」と題して本学の歴史を紹介する展示を、夏季・秋季両企画展は「仏教の歴史とアジアの文化」と題して特色ある館蔵品展を、冬季企画展は「京都を学ぶ」と題して京都にまつわる展観をそれぞれ開催しています。また秋の特別展では、特定のテーマに基づき、他機関からも文化財を借用して展観を実施しています。さらには、観覧者の一層の関心を喚起するため、また展示資料について理解の一助となるように、展観と関連させた公開講演会やギャラリートーク、博物館セミナーなども開催しています。

重要文化財一覧

「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」拓本 中国・宋代(原碑:唐代・亡佚)
「信行禅師興教碑」拓本 中国・宋代(原碑:唐代・亡佚)
『判比量論』残巻 八世紀
『高野雑筆集』 平安時代
『三教指帰注集』 平安時代
『春記』(長久2年2月) 平安時代
「後白河院庁下文」 平安時代
『選択本願念仏集』 鎌倉時代
『慈鎮和尚伝』 鎌倉時代
「湯浅景基寄進状」(明恵加筆文書) 鎌倉時代

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