箕浦 暁雄 【仏教学 人文情報学】

箕浦 暁雄 准教授 Minoura, Akio
博士(文学)
【専門分野・資格】
仏教学(古代インド仏教思想研究)
人文情報学(情報文化)
研究領域・テーマ
古代インド仏教思想/サンスクリット/アビダルマ/世親/『倶舎論』
研究内容
仏教学/古代インド仏教思想研究
古代インドの言語で書かれた仏典のみならず、チベット語や漢語に翻訳され今日まで伝えられてきた仏典をも手掛かりに仏教教理を分析し、その意味を問い直すことを研究課題として位置付けています。具体的には、五世紀頃インドに登場した思想家ヴァスバンドゥの『倶舎論』をはじめとするアビダルマ文献の解読研究に取り組みながら、仏教思想の様々な問題を明らかにすることを目指しています。
人文情報学/情報文化
今日の情報技術社会を問い直すことは、現代の「人間観」を問い直すことに他なりません。現代の情報技術社会はどんな社会なのか。情報技術は我々にどんな変化をもたらしてきたのか。また、情報という概念を用いて人間を捉え直すとき、いかなる「人間観」があらわれるのか。「情報」や「情報技術」という言葉で語られる社会問題を人文学の現場で思想の問題として検討することが課題です。
ゼミ紹介
仏教学科
自分にとって最も大切なものが、確かだと思っていたものが、失われたら、そしてどうにもならないような苦しみに襲われたとしたら、心豊かに生きていけるだろうか。その苦しみの原因は何であろうか。この仏教の中心課題に取り組んだ思想家たちは、さまざまな視点で思索した結果を膨大なテクストとして残してきました。サンスクリットやパーリ語で書かれた古代インド仏教の書物は難解だけれど、思想家たちが書きとめた数々の驚くべき言葉にふれ、生涯かけて問わなければならないような問題を考えてみたいと思います。
人文情報学科
今日の情報技術社会を問い直すことは、現代の「人間観」を問い直すことに他ならないと考えています。最新の携帯端末や新たなWebアプリケーションの登場など、情報技術革新の恩恵を受け、我々は「驚き」「楽しみ」、あるいは逆に「戸惑い」「ストレス」を感じることもあるでしょう。最新技術を直感的に使いこなし、感ずるままに生きるのではなく、高度情報技術社会のなかでいま何に直面していることになるのか、そこに照らし出されている自分自身がどのような姿をしているのか、立ちどまってじっくり見つめ直してみたいと思います。
主な担当授業科目
仏教学演習/人文情報学演習/アビダルマ仏教
所属学会
日本印度学仏教学会/日本仏教学会/東方学会/日本チベット学会/日本宗教学会/International Association of Buddhist Studies 他
経歴・活動歴
2002年大谷大学文学部助手、2003年学位取得 博士(文学)、2005年大谷大学講師、2011年大谷大学准教授、現在に至る。
主要著書・論文
| 論文 | 「スティラマティ『五蘊論釈』和訳: 行蘊(1)」 「『順正理論』における心心所法の共存論証」 「説一切有部における倶有因の定義」 「分位縁起の正当性に関する『順正理論』の議論」 「ヴァスバンドゥは分別(vikalpa)を三種類と見なすか-スティラマティとヤショーミトラの解釈-」他 |
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