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博物館

2014年度展示

大谷大学博物館
2014年度特別展「戦国武将と神仏」

2014年度特別展「戦国武将と神仏」

会     期 10月 11日(土)~ 11月 29日(土)
休 館 日 日曜日・月曜日(10/12・11/23、24は開館)
開館時間 10:00~17:00
※但し、入館時間は閉館の30分前までとなっておりますので、ご注意ください。
観 覧 料 一般・大学生 500円 / 小・中・高校生 無料
備     考 (1)本館には駐車場がありませんので公共交通機関をご利用ください。
(2)以下の方々は、無料とさせていただきますので、受付にお申し出ください。
     ●本学学生・同窓生・教職員
     ●下記の手帳・証明書をご提示いただける方
       障がい者手帳お持ちの方および介助者の方(1名まで)
       70歳以上の方

2014年度特別展
「戦国武将と神仏」開催にあたって

戦国時代と言えば、甲冑姿の軍勢が鬨(とき)の声をあげ、敵と味方にわかれて合戦を繰り広げた動乱の世を想起します。武田信玄や上杉謙信らの武将が各地で勢力を振るい、互いに覇権を争った群雄割拠の時代です。室町幕府の政権が牽引力を弱める一方で、一揆などの行動にみられるように、自治的な地縁結合の組織が形成され、民衆の力が大きく伸張した「下剋上」の時代でもありました。こうしたなか、戦国武将は絶え間ない戦いに勝利して領国の安定をはかり、支配者としての地位を確保しなければなりませんでした。

そのため武将は、領国内の土地を家臣に分け与えたり、特権を付与して家臣団に編成し、知行高に応じて軍役を賦課しました。こうして新たな体制を築くとともに、軍事力の強化をはかっていきました。また、家臣相互の紛争を抑止し、領国統治を実現するために家法や分国法を制定しました。ここには、法秩序を維持する公権力としての性格がみられます。

このように戦国武将は、たんに武力をもって支配すると言うだけでなく、家臣の支持や民衆の合意を取り付けるために、恩義や情義などにとどまらない政治思想を形成する必要がありました。その中心に位置づけられたものが、「神」や「仏」といった宗教的観念であったと思われます。彼ら武将は、そうした観念を身にまとうことによって、支配の正当性を主張するとともに、のちには、みずからを神格化することによって、天下統一のイデオロギーへと昇華させていきました。

本展では、鎧や刀に表された神仏を紹介した「戦(いくさ)と神仏」、家法や起請文に込められた戦国武将の祈りを紹介した「祈りと契約」、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の神格化を紹介した「神仏と天下人」の三つのテーマを設定し、転換期における宗教的観念の諸相を広く紹介したいと思います。
最後になりましたが、本展の開催にあたり、貴重なご所蔵品を快くご出品いただきました所蔵者の皆様、ならびにご高配を賜りました関係各位に厚くお礼を申し上げます。

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