研究内容

最近の主要な研究テーマは、情報爆発に対応する表現手法についてです。具体的には、大規模データベースから抽出される情報のシームレスかつインタラクティブな提示手法と、その運営上の問題点の解明を中心としています。これに加えて、知的財産権をはじめとした法律、情報爆発と法律が交差する医療情報学、初学者・高齢者層に対する情報リテラシー教育も重要な研究テーマです。

ゼミ紹介

デジタル・コンテンツは、読んだり聴いたり観たりするだけでも十分楽しめますが、自分でも作れるようになるとさらに面白くなります。しかし、面白いからといって何をしても良いということではありません。自分が面白いと思うものが他者を傷つけることがないように、何に気をつけるべきかを、作品を実際に作りながら学んでいきます。この過程で、作品を作るためにはその対象について深く知る必要があるということもわかるでしょう。

主な担当授業科目

社会学演習/メディア・コミュニケーション分析/情報社会論

所属学会

情報処理学会

主要著書・論文

単著論文

  • 「資史料空間から任意の関心領域を柔軟に抽出・提出する新たな方法論の研究」

共著論文

  • 「『古事記』学術支援データベースの構築:基本機能の検討」
  • 「『古事記』学術支援データベースの構築-系譜史料の表示形式に関する検討-」
  • 「文章のシームレスな表示に関する研究-電子テキストの拡大・縮小表示の構想と概要-」
  • 「『古事記』 学術支援データベースの構築-系譜の図像化とインターフェイスの検討-」
  • 「『古事記』学術支援データベースの構築-情報提示手法の一提案-」
  • 「史資料空間における情報提示の一考察 (I)関心領域の柔軟な抽出・提示手法に関する検討」
  • "A Basic Concept of Displaying Electronic Text with Seamless Pages -Magnifying And Simplifying System for Text EXTension (MaSSTExt)-"
  • 「線分交又を伴う系図表示の基礎的研究-不可視結節点を用いた線分交又位置探索手法-」
  • 「線分交又を伴う系図表示の基礎的研究-神話系図表示を支えるデータ構造について-」
  • 「線分交又を伴う系図表示の基礎的研究」