研究内容

外国ルーツの子どもたちの教育問題について研究をしています。私自身も8歳で来日し、日本の学校や社会で様々な経験をしてきました。そこで現在は自身と同じように外国にルーツを持つ子どもたちや若者たちがどのようにして、よりよい人生を送ることができるのかについての研究を行っております。

主な担当授業科目

探究フィールドワーク/現代社会基礎/フィールドワーク入門/フィールドワーク技法基礎

所属学会

日本教育社会学会/異文化間教育学会/日本移民学会/多文化関係学会/日本社会学会/移民政策学会

経歴・活動歴

1989年ブラジルパラナ州生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。人間科学修士。関西外国語大学・中京大学の非常勤講師を経て、2024年4月から大谷大学社会学部任期制助教着任。

主要著書・論文

論文

  • 母語継承の難しさ—在日外国人集住地域を事例に—(アメリカス研究、2023)
  • 「当事者」と「研究者」の関係を問い直す —移動する「私」のオートエスノグラフィーを手がかりに—(異文化間教育学会57号、2023)
  • 在日ブラジル人二世の教育達成を阻むものは何か(多文化関係学会19巻、2022)
  • 在日ブラジル人としての「私」の移動 -オートエスノグラフィーから捉える存在論的移動-(移民研究年報28号、2022)
  • 定時制高校で学ぶ外国ルーツ生徒への支援に関する一考察(教育文化学年報17号、2022)
  • 壁としての教師 vs サポーターとしての教師 −外国ルーツ生徒の大学進学を事例に−(教育文化学年報16号、2021)
  • 日系ブラジル人の私と当事者性 −当事者と研究に着目して−(教育文化学年報15号、2020)

関連情報