2009年度夏季企画展
2009年度夏季企画展
「儒・仏・道・神-東アジアの宗教と文化-」
2009年度夏季企画展「儒・仏・道・神-東アジアの宗教と文化-」開催にあたって
大谷大学博物館長 礪波 護
本展覧会のタイトルである「儒・仏・道・神」とは、東アジアの代表的な宗教である儒教・仏教・道教・神道の頭文字を取ったものです。これら諸宗教は数千年の歴史を持ちながらも、その教えは今も広く生き続けています。しかし、異なる教えを説くもの同士、その交渉の歴史は単純なものではありませんでした。
中国は儒教と道教が誕生した地であり、それらと外来の宗教である仏教はたびたび衝突を起こしながらも、互いに影響を受け合ってきました。またシルクロードを通じてキリスト教などの西洋・中東の宗教が流入し、多彩な宗教文化が花開きました。
日本では在地の神々を祀る神祇信仰(神道)がありましたが、仏教の将来により「神仏習合」とよばれる神と仏の融合が起こり、仏教は日本独自の信仰形態へと変容しました。
本展覧会では「儒・仏・道・神」の交渉の歴史を、本館所蔵の名品を通じて紹介いたします。
動画解説
大谷大学博物館/2009年度夏季企画展 「儒・仏・道・神-東アジアの宗教と文化-」【6/2~8/3】
会 期 | 2009年6月2日(火)~8月3日(月) |
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開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
観 覧 料 | 200円(一般・大学生) 100円(小・中・高校生) 本学学生・教職員は無料 |
※本館には駐車場がありませんので、ご来館に際しましては公共交通機関をご利用ください |
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