博物館

中国・韓国の文物と典籍

2008年度夏季企画展
「仏教の歴史とアジアの文化 中国・韓国の文物と典籍」

 本館では、夏季・秋季企画展において、「仏教の歴史とアジアの文化」と題し、仏教の歴史ならびに日本をはじめとするアジアの文化という観点から構成し、本館所蔵の代表的な文化財を順次紹介しております。今回は、韓国の東國大学校博物館との交流協定締結を記念して、とくに中国と韓国の文物と典籍の優品を展観します。

 本館には国指定の重要文化財八点を有していますが、それらの内、原碑が亡佚した中国・唐代の碑を宋代に採拓した三階教ゆかりの二つの拓本と、高麗の僧元暁の論書の断簡の三点を展観します。また中国の古印や、〈封泥〉とよばれる封印に用いた粘土塊、高麗からの依頼で中国で印刷された大蔵経の一部や、中国で編纂された歴史書を李氏朝鮮で陶活字で印刷したものなどを通して、中国と朝鮮の仏教文化について、より深いご理解を戴ければ幸いです。

大谷大学博物館長 礪波 護

会   期 2008年5月20日(火)~8月4日(月)
休 館 日 日曜日・月曜日
ただし8月3日(日)4日(月)は開館
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
観 覧 料 200円(一般・大学生) 100円(小・中・高校生)
本学学生・教職員は無料
※本館には駐車場がありませんので、ご来館に際しましては公共交通機関をご利用ください

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