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生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [231]

七難

「七難」
浅見 直一郎(あさみ なおいちろう)(助教授 東洋史)

 昔、ある色白の女性に「色の白いは七難隠すと言いますが、本当ですね」とのたまった御仁がいたそうだ。本人に悪気はなかったのかもしれないが、もちろんこれは大変失礼である。
 このことわざは、裏を返せば「色の白さでカバーされてはいるけれど、実はいろいろ欠点がある」という意味になるから、決してほめ言葉にはなりえない。
 七難は七つの災難という意味で、『法華経(ほけきょう)』『薬師経』『仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)』などに見える、さまざまな災難の総称である。ただ、その具体的な内容は経典によって異なっていて、『法華経』普門品(ふもんぼん)では火難・水難・羅刹(らせつ)難・王難・鬼難・枷鎖(かさ)難・怨賊難を〔隋・智顗(ちぎ)の『観音義疏』による〕、『仁王般若経』受持品(じゅじほん)では日月失度難・二十八宿失度難・大火難・大水難・大風難・亢陽(こうよう)難・賊難を、それぞれ七難としている。これらを比較すると、部分的に重なるものもあるが、相違している箇所も少なくない。ただ、いずれにせよ、仏法の力でこのようなさまざまな災難が消滅することを述べる点は共通である。 
 お気づきのように、七難の難は、仏典では災難・困難という意味であったものが、ことわざでは難点・欠点という意味に変わっている。つまり、ことわざの七難は、厳密に言えば誤用なのであるが、そういった誤用を生むほど、七難という言葉は一般に親しまれていたのであろう。
 このことわざが示すように、古くは色白がもてはやされていた。しかし、いつからか小麦色に日焼けした肌が健康的で良いとされるようになって、女優さんが化粧品のポスターを撮影するためにわざわざ肌を焼く時代となった。夏の間に日焼けしておけば冬になって風邪を引きにくい、とも言われた。それが最近は「美白(びはく)」尊重に回帰している。その背景にあるのは、オゾン層の破壊による紫外線の害という問題である。現代の七難をあげるとすれば、これはその一つに数えられるであろう。

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