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生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [164]

宗教

「宗教」
小川 一乗(おがわ いちじょう)(教授・仏教学)

 宗教というと、英語のレリジョンの日本語訳であり、仏教の用語とは無関係であると了解されていて、本来は、仏教の用語に基づいて作られている言葉であると知っている人は案外少ないのではなかろうか。仏教の用語としての宗教について、宗とか教という言葉は、古くから中国仏教において使われ、仏教経典に対する解釈の中心問題を、名(経典の名称)・体(経典の構成内容)・宗(教説の真髄)・用(経典の効用)・教(教説の指示)の五項目に要約する、その中の宗と教とを熟して宗教という言葉を造ったものと推定される。その用語例は必ずしも一定ではなく、「宗の教」「宗すなわち教」「宗と教」など様々であるが、後に「宗の教」という意味に定まり、宗は教によって指示されるべき真髄(要点)のこと、教は宗を表示する文字や文句のことと解釈され、仏教の要点を表示する言葉という意味に至っている。その場合、宗教といえば、必ず仏教のことで、仏教の真髄(宗)を説く法(教)という意味が、宗教という言葉の内容であった。
 この宗教が、なぜレリジョンという英語の和訳語となったのか。レリジョンという言葉は、その語義解釈によれば、キリスト教では「神と人間との再結合」という意味である。エデンの園において神との約束を破った人間は、神に背いたという原罪を持って生まれているが、神にその罪を懴悔することによって、再び神と結び付き救済されるという意味であり、「宗教とは人間と神(聖なるもの)との出会いである」などと説明されるのも、この語義解釈による理解をあらわしたものである。そうであれば、神の存在を認めない「神を持たない宗教」としての仏教はレリジョンでないことになる。
 ところが、このレリジョンについては、キリスト教以前では、「再び観察すること」と語義解釈されている。そうであれば、宗教とは自らの人生を立ち止まってもう一度見直すことという意味となり、それは正しく仏教ということになる。しかし、最近の宗教現象を見るにつけ、仏教は宗教という本来の意味が見失われているのではないか。

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