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生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [119]

内証

「内証」
沙加戸 弘(さかど ひろむ)(助教授・国文学)

「ないしょ ないしょ ないしょのはなしは あのねのね」と童謡にある。
 もとは文字通り「内の証」で、内のさとりを意味する。自らの心の内のさとりであるから、自内証とも言う。
 これに対することばは「外用」。
外用の用は「はたらき」の意。従って内証は、あくまで人間の行動と対応するもの、人の行為のよりどころとなる考え、というのが仏教用語としての本義である。
 他者のうかがい知れない内面の世界、というところから、おもてむきでない、内密の、という意味に使われるようになり、さらに具体的に、奥まった場所、くらしむき、金まわり、個人的な都合、妻などをあらわすことばとしても用いられ、その意味する範囲が非常に広くなった。
 忠臣蔵のよくある演出に、

浅野はおもてむき五万三千石じゃが、塩田を持っておるによって、内証は至って裕福と聞いておる。それ相応の礼儀を欠くことはあるまいて。
と、吉良上野介が心付を期待して側の者に語る、というのがあるが、この場合の内証は藩の財政の意味である。
 また、『仮名手本忠臣蔵』には、
塩冶判官が内証かほよの頼み。
とあって、これは妻女を意味している。
 このような多くの意味から、現代の日常語には、「人に言えない、内密の」という意味だけが残った。さらに発音が「ないしょう」から「ないしょ」へと変化したのが冒頭の用例。内緒、内所はあて字である。
 とりわけて近時は、他人には言えない、世間に知れると大変なことになる、首どころか、会社の一つや二つふっとんでしまう、というのが流行のように見受けられる。
 この流行は決して好まないが、この世に棲んで密事と無縁の生活が難しいこともまた事実である。
 しかしたまには、もとの意味にたちかえって、人の行動のよりどころとなる信念、というほどの意味で、「私の内証は」と確認したいものである。

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