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生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [106]

無常

「無常」
寺川 俊昭(てらかわ しゅんしょう)(教授・真宗学)

祇園精舎の鐘の声
諸行無常のひびきあり
 壇の浦の合戦で、無残にも滅び去った平家の一門、その人びとに捧げられた有名無名の琵琶法師たちの弔いの歌、こう理解される『平家物語』のはじまりを告げるこの一句は、心ある日本人であれば、知らない人はないであろう。
 物語の全体を貫いて流れる深い哀惜の情、それと重なってこの「諸行無常」の一句は、聞く人に独特の悲しみのそよぎを呼びおこす。しかもいかにも醒めた眼で、人間とその人生のうつろいを見る仏教の智慧をよく湛えた、独特の感情をともないながら。
 諸行無常のこころを汲んで、それを今様(いまよう)に歌い直した「いろは歌」も、多くの日本人の心にしみこんでいる。

色はにほへど 散りぬるを
わが世たれぞ 常ならむ
「花のいのちは、けっこう長い」、声高に歌う声を聞きながら、鏡にうつるわが顔に、迫りくる老醜の影を感じて、人の心は騒ぐ。マスコミに登場して時めくあの紳士この淑女も、やがてその姿が見えなくなり、忘れ去られて、あとに一片の訃報が残る。そこに動く万感の思いが、溜息とともに「無常か」の一言となって、ふと洩れる。だが、これが人の世のさだめだと直視せよと、仏教は覚悟したのである。
 二千五百年の遥かな昔、北インドはクシナガラの沙羅双樹のもとで、八十歳の老いた釈尊は命終った。その死を、心ある人は「如来は涅槃に入りたもうた」と拝んだ。入涅槃としての死、これが人類がもつことのできた、最も意味深い死であろう。
 入涅槃する釈尊が語り残した最後のことば、それを漢訳経典はこのように伝えている。
  比丘(びく)(出家の修行者)たちよ、諸行は無常なり。汝らは、不放逸にして精進せよ。
この世に、最後まで頼りになるものは何ひとつないと、覚悟しなさい。ただ、如来の説いた真実のことばを除いては。それを求めそれを聞く。人生の一大事はここにある、と。

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