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生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [105]

中道

「中道」
一色 順心(いっしき じゅんしん)(助教授・仏教学)

 ラジオ放送の歌番組で「豊かさって何ですか 大切なのはなんですか 自分らしさはなんですか」というリフレインのつく曲「1948」(白鳥英美子)を聴いた。「もはや戦後ではない この一言に勇気づけられ豊かさを追い始めた フィフティーズ」という言葉に始まり、1950年代から90年代までの経過の中で、社会に起こった出来事とその時代に生きた人々の心境を歌ったものである。過去の四十数年という時間を十年ごとに区切って時代を表現し、現代の聴者に問いかけているこの曲を聴き、それが私自身の辿ってきた時間でもあり、異様な感動を覚えた。時代や風潮が移りゆく中を生きている私たちは、何を追い求め、どのような道を選ぼうとしているのだろうか。
 菩提樹下で悟りを開いたブッダが最初に説法されたのは、昔の修行仲間だった五人の比丘(びく)
たちに対してであったという。

比丘たちよ、如来はこれらの二つの極端を捨てて中道をさとった
 如来が捨てた二つの極端とは、欲望のままに快楽の生活に耽ることと、その逆の行為つまり肉体的な疲労消耗(苦行)に耽ることであった。苦行はインドの伝統的な修行方法のひとつであり、ブッダ自身も六年の間、呼吸の制御や断食行などの厳しい難行を試みられたというが、それによっては聖者の知見は得られないとし、苦行を捨てたのである。
 ともすれば、世の中の出来事や自分の生き方についてどう考えてよいのかわからない時、ほどほどがいいと言って、曖昧なものこそが中道とでも捉えられているかもしれない。しかし、若き日のブッダに与えられていた衣食住すべてにわたる豊かな生活にもおぼれることなく、極端な難行にも誘惑されることのない、正しい自覚の道こそがブッダの選びとった「中道」なのである。本当に悩むべきことを悩まず、悩まなくてもよいことを悩んでいた自己に、智恵の眼が生じた。まさに弓矢を的に的中させたときの緊張感があり、私たちの人生道を真に言い当てた言葉なのである。

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