2021/03/13【学術研究】
真宗総合研究所東京分室公開シンポジウム
「近現代日本の監獄教誨と宗教——教誨師のジレンマが語るもの」
開催概要
大谷大学真宗総合研究所東京分室では、「社会的価値観における宗教の役割の解明」を研究課題とした宗教と社会の関係をめぐる総合的研究を行っています。
この度、「近現代日本の監獄教誨と宗教——教誨師のジレンマが語るもの」をテーマとした公開シンポジウムを、以下の日時にて開催いたします。
一般の方のご参加も歓迎いたしますので、是非ご参加ください。
※今回のシンポジウムは新型コロナウイルスへの対応として、オンライン開催といたします。
【真宗総合研究所】
一般来聴歓迎・聴講無料
公開シンポジウム概要
日 時 | 2021年3月13日(土)14:00~17:20 |
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開催方法 | zoomによるオンライン開催 |
テーマ | 「近現代日本の監獄教誨と宗教——教誨師のジレンマが語るもの」 矯正機関の一員として、受刑者に向き合う教誨師は、彼らの「悪」を改め、 ときには彼らを戒める存在でなければなりません。しかし一方で、宗教者で もある教誨師は、可能な限り受刑者の「悪」に寄り添い、その良き理解者で もなければならなりません。 教誨師たちのそのようなジレンマには、私たちの「悪」への向き合い方や、 社会構想、規範、そして統治に対する葛藤も現れているのではないでしょうか。 今回の公開シンポジウムでは、教誨師のジレンマに焦点を当てつつ、あまり 実態の知られていない監獄教誨の歴史と現在について考え、社会的価値観と 宗教との関係を問い直していきます。 |
参加費 | 無料 |
申 込 | 以下のURLの申込フォームからお申し込みください。 ※締め切り 2021年3月10日(水) ※シンポジウム参加のURLは、開催日が近づいてまいりましたらメールにて ご案内いたします |
お問合せ | shin.tokyo3021■gmail.com ※■を@に変えてご連絡ください。 |
プログラム
14:00〜14:10 開会の挨拶・開催趣旨説明 14:10〜14:50 報告1:繁田真爾氏(日本学術振興会) 「戦前日本の監獄教誨——異端的教誨師の系譜から考える」 14:55〜15:35 報告2:アダム・ライオンズ氏(慶應義塾大学) 「戦後から現代の宗教教誨——教誨師のジレンマにみる」 15:40~16:05 コメント:江連崇氏(名寄市立大学) 16:15〜17:15 レスポンス・質疑応答 17:15~17:20 総括・閉会の挨拶 司会:大澤絢子 (大谷大学真宗総合研究所PD研究員) |