採用情報

先輩職員の声

企画・入試部 企画課(2019年入職)

「学びつづける姿勢」を忘れずに バランスの取れた大学事務職員をめざしたい

── 幅広い業務を通して大学を多角的に支える
 担当している業務は、かなり多岐にわたります。まずひとつは、文部科学省や各種団体、新聞等のメディア各社などからの調査やアンケートに回答するための調査業務です。文部科学省などからの調査は、法律上回答義務があるものもあり、しっかりとした対応が不可欠です。もちろん、メディアからの問い合わせやアンケートなども、大学として真摯な対応を常に心がけています。調査業務を通じて他部署のこと、ひいては大学全体の動きを知れることが、この業務の大きな魅力です。また、秘書室関係の業務も担当しており、学長をはじめ執行部のスケジュール管理や、各種加盟団体の窓口業務などを行っています。
 少し種類の違う業務としては、本学HPのコンテンツである『OTANI TALK』に掲載する記事の進行管理や公開作業があります。『OTANI TALK』は、本学の教員と学生の対談を紹介する読み物的なコンテンツです。2020年からのコロナ禍によって、受験生が大学に直接足を運ぶことが難しくなっているなか、大学として、Webでの情報発信には注力していく必要があると感じています。実際に学生から、『OTANI TALK』がきっかけとなり本学を受験したと聞いた時は、本当に嬉しく感じました。
 また、2021年4月から私の部署にも新入職員が入り、後輩指導も私の役割の一つになりました。新入職員が日々いろいろなことを吸収して成長していく姿は、私にとっても非常に刺激になっています。

── 前職の経験や人脈が活かされている手応え
 大学卒業後、食品メーカーで7年間勤務しました。そこで人事担当として新卒の採用活動に携わり、就活生と接する中で、学生を受け入れる側ではなく、社会に送り出す側である大学事務職員という職業に興味を持つようになりました。それが、転職しようと思った大きなきっかけです。今はキャリアサポートに直接関わってはいませんが、『OTANI TALK』の取材で学生と接する際には、前職での経験が活かされていると感じます。また、前職で築いた他大学の職員の方々との人脈は、大きな財産になっています。各種申請業務などについては、他大学の事例がとても参考になるので、学外の意見やアドバイスを聞くことができるのは非常に助かっています。
 入職当初は、前職とは全く違う仕事内容ですし、正直なところ戸惑いはありました。ですが、中途入職者に対しても新卒者と同じ新人研修がしっかりと用意されているため、私のように全く異なる業界から転職したケースでも、すぐに職場環境に馴染むことができると思います。また、自分で設定したキャリアプランに沿って、上司と面談する機会も年に数回あります。面談を通じて、これまでの業務の棚卸しをすることは、客観的に自分の成長を感じることができる良い機会になっています。

── 仕事をルーティンで終わらせない
 日々の仕事の中で心がけていることは、ルーティン化している業務をルーティンで終わらせないことです。私たち大学事務職員は、定期的に同じような仕事に対応する機会が多くあります。ただ、去年と同じ仕事だから今年も同じ方法で進めるというのは、一見、効率的かもしれませんが、思考停止に陥る危険性もあります。本当にその方法がベストなのか、より良くするためにはどうしたらいいのか、ということを常に意識しています。ルーティンとして処理するだけなら誰が行っても同じですが、私が取り組んだ仕事として付加価値を生み出せるように心がけています。
 今の目標は、知識や判断力、さまざまなスキルに関してバランスの取れた大学事務職員になることです。将来的にはマネジメントする立場で、学内のどの部署でも活躍できる職員をめざしています。

<ここがポイント>
非常に立派な図書館があることが、大谷大学の自慢のひとつ。大学という学びの場において、私たち大学事務職員も自発的に学ぶ姿勢はとても大切だと思っています。だからこそ、いつでも気軽に充実した図書館を利用できるのは、いい環境だと思います。