研究内容

現在の社会においては、科学に直接携わるか否かに関わらず、社会を支える基礎としての科学を学ぶことはとても重要です。さらに、近年は様々な分野で激しい変化が起きています。学校は、その最たるものの1つで、学びの在り方は大きく変わりつつあります。これらを背景に、これからの科学教育はどのように行っていくべきかを考えています。

ゼミ紹介

理科の授業で最も大切なことは、児童が理科へ興味を持てることだと思います。そのためには、先生自身が、理科を好きになり、楽しく教えることが重要だと考えます。ゼミでは、模擬授業や教材の研究などを通し、自分たちで楽しみながら試行錯誤することで、児童の興味を高められる授業力や教育力の育成、向上を目指します。

主な担当授業科目

小学校教育学演習/教育・心理学演習/初等科教育法(理科)/教職実践演習(初等)/ICT教育

所属学会

日本物理学会/日本理科教育学会/日本物理教育学会

経歴・活動歴

2006年 東京工業大学大学院 理工学研究科 基礎物理学専攻 博士課程修了
2015年 神戸松蔭女子学院大学人間科学部子ども発達学科 講師
2019年 神戸松蔭女子学院大学教育学部教育学科 准教授
2024年 大谷大学教育学部教育学科 准教授

主要著書・論文

共著

  • 「子どもの未来を育む保育・教育の実践知: 保育者・教師を目指すあなたに」(北大路書房、2018年3月)

論文

  • 「小学校理科でのビジュアルプログラミングの利用-温度測定を例に-」(神戸松蔭女子学院大学研究紀要2号、2021年3月)
  • 「小学校教職課程を履修する大学生を対象としたマイクロスケール実験の授業実践-水とエタノールの密度測定-」(神戸女学院大学論集63巻、2016年10月)
  • 「中学への出張授業-宇宙物理学を題材として-」(物理教育59巻、2011年12月)
  • 「Stationary Einstein-Maxwell fields in arbitrary dimensions」(Physical Review D 68, 2003年11月)