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校友活動

文芸奨励賞 受賞作品

2016年度文芸奨励賞 受賞作品/テーマ『未来への選択』

挨拶/大谷大学教育後援会 会長 三村 智子

大谷大学教育後援会文芸奨励賞は、学生支援事業の一環として、本学の学生を対象に文芸作品を募集し、「言葉による表現欲を奨励すること」を目的に、2006年に創設された賞です。
今年度は『未来への選択』というのがテーマでした。50字以内の自由表現で作品を募集いたしましたところ、159編の応募がありました。今回は、テーマに『未来』という言葉がつくこともあり、自分自身を中心とするよく似た内容の作品が多く見受けられました。そのため、選考も難航いたしましたが、その中より独自の発想力・表現力・音のアクセント等を使用し、読む側に情景を想像させる作品と出あえたと思っております。応募された作品を拝見させていただきますと、皆さんしっかりと目標を持ち、前を見つめ、進まれているのだと感じさせられました。いつまでも覚束なげに思っているのは私たちだけかもしれませんね…。
文芸奨励賞は、文科の大学として大きな意義を持つものであります。今回応募されなかった皆様、今回惜しくも受賞を逃した皆様、今まで気づかなかった才能が発見できる良いチャンスになるかもしれません。来年度も、あなたの作品を心よりお待ちしております。

講評/大谷大学学生部長 箕浦 暁雄

今年は、18歳選挙権が導入されて初めての国政選挙・参議院選挙がありました。また、アメリカ大統領選挙の年でもあり、選挙に関係して様々な問題が浮かび上がってきたことはご承知の通りです。このような社会状況を念頭に、ひろく「選択」をキーワードに文芸奨励賞の作品を募集しました。
積極的な選択あるいは迷う心をうたった作品が多かったのは当然のことかと思います。応募作品を拝見して、全体的にもう少し柔軟な発想や言葉の選び方の工夫があっても良かったのではないかとの感想を持ちました。「選択」と言っても、本当に自分で選択という行為を行っていると言えるのか。例えばこんなことを皆さんは問うてみたでしょうか。
応募作品のなかにほとんど見られなかった視点をここに紹介することで、今回の文芸奨励賞の講評にかえたいと思います。
  
  選択肢の無い
  状況であれ
  決断
  は
  必要なのだ
  (岩崎航『点滴ポール 生き抜くという旗印』より)

もはや未来がないと感じられるような絶望のなかでも決断することが必要であった。筋ジストロフィーを発症していちどは命を絶とうとした岩崎氏は「僕は生きることにした」と宣言します。皆さんは文芸奨励賞の作品を見て、どのようにお感じでしょうか。

最優秀賞

鎌足 拓馬【文学部 第3学年 文学科】

 
        友達が言った。自分の前にあったレールが今はないと。
        しかし、私は思う。
        ないのではなく広がったのだと。

優秀賞

濱中 七海【文学部 第3学年 文学科】

 
        例えば、写真を撮ること。
        自分が信じた「今」を「明日」へ持っていこう。
        そう、思うこと。決意すること。

井上 翔馬【文学部 第2学年 文学科】

 
        ゆうらありい
        ゆらゆらり
  
        明日を迷わぬよう
        いまを迷っておく
  
        ゆうらありい
        ゆら ぴたり

佳作

上舞 一馬【大学院 修士課程 第1学年 哲学専攻】

 
        「私の決めたことだから」と親に向かって
        言えたとき、子どもは大人になるのだろう。

小林 さくら【文学部 第4学年 教育・心理学科】

 
        子どもが すき
        それだけじゃむずかしい
        とわかった 4年間

        だから すきじゃない と できない!
        春から 先生

竹林 霞【文学部 第4学年 教育・心理学科】

 
        パンパンパン 先生が手をたたく。
        これが静かになる合図。
        来年からは私がならす。
        パンパンパン。

三橋 琴未【文学部 第3学年 文学科】

 
        迷う私の背を押したのは、
        昨日の私、過去の自分。

中村 美沙【文学部 第2学年 教育・心理学科】

 
        洗濯中、
        明日の服を
        選択中。

船山 祥汰【文学部 第1学年 真宗学科】

 
        日本人の
          心を詠う
           吟の道
        次世代に
           伝える

西村 勇紀【文学部 第1学年 社会学科】

 
        過去での自分の選択が、
        今の自分を導いた。
        なら、
        これからの選択で、
        未来をどこへといざなおう。

福田 啓史【文学部 第1学年 歴史学科】

 
        自分の未来に
        「選択」があるということほど
          幸せなことはない。 

天野 智行【文学部 第1学年 教育・心理学科】

 
        一度きりの人生
        堅実に生きろと言う
        一度きりの人生
        だから冒険したくなる
        

直島 雪乃【文学部 第1学年 教育・心理学科】

 
        みそ汁の具を選ぶように
        今日着る服の色を選ぶように

        ささやかな選択で笑顔になれる

        それが私の幸せな未来。

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