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国際交流/語学学習

海外研修プログラム報告

2013文化研修【ヨーロッパの宗教と文化(フランス)】

概要

日程 8月23日(金)~9月5日(木)【14日間】
参加数 12名(引率2名)
主な研修地 ・コルマール    ・リクヴィル 
・エギスアイム  ・ストリューホフ(旧ナッツヴァイラー強制収容所)
・オベルネ     ・ストラスブール
・ナンシー     ・ルーアン
・シャンティー城 ・サン・マロ  ・モン・サン=ミシェル
・ジヴェルニー  ・パリ
・ヴェルサイユ宮殿

研修報告

コルマールにて

今回の研修は例年学生の評判が高かったアルザス、パリに加え、人気の高いモン・サン=ミシェルへの一泊研修を初めて入れました。そのためバスを貸し切り、無理のない行程で途中の街や村を散策しながら移動しました。

ドイツに接しているため、戦争のたびにドイツ領になったりフランス領になったりを繰り返した歴史の痕跡の残るアルザス地方では、リクヴィル、エギスアイム、オベルネ等の美しい村の風景と、バスでの移動ならではの車窓からの延々と続く、ブドウ畑の眺めに感嘆しました。アルザス地方の美しい村々だけではなく、今なお忘れてはならない、旧ナチスが設置し、今もその残虐さを伝えているストリューホフの旧ナッツヴァイラー強制収容所の敷地内見学という重い体験もしました。

また、大聖堂とEUの会議場があることで有名なストラスブールではフランスの地方都市の美しさと近代化を目の当たりにすることができました。そして、フランスの地図の北東の端から、ナンシー、ルーアン、パリ、サン・マロを経て、世界でも最も有名な観光地であるモン・サン=ミシェルを散策し、そこに一泊して夜景も観賞し、そこから、クロード・モネのアトリエのあったジヴェルニーに立ち寄ってパリに戻るという、バスを借り切っての大移動の研修旅行でした。

(左)モン・サン=ミシェル干潮時/(右)エッフェル塔の前で

     モン・サン=ミシェル干潮時                                                     エッフェル塔の前で

美しい町並みや花々に溢れる庭、ロマネスク、ゴシック様式という大聖堂の建築様式の変化、紺碧の海等、美しいものだけでなく、残酷な歴史、パリのもの乞いする人々など、負の光景も含めてフランスの本当の姿を体験することができました。
ジヴェルニーの日本式庭園の睡蓮の池が、パリのオランジュリー美術館にあるモネの描いた「睡蓮」の絵と構図はそっくりでいながら、絵の方は信じられないくらい美しい色彩で描かれていること、また、ルーアンで見た「大聖堂」と、それを描いたオルセー美術館に置かれている絵が、同じでありながらいかに異なっているかということにも、実物を見た参加者の皆さんは驚いたことでしょう。

それぞれの名所旧跡の現場では添乗員の方だけではなく、現地ガイドさんのからも説明を受け、これが授業の一つとして行われている研修旅行なのだということを常に意識させられました。ワインのカーブでの試飲会や、ワイン祭りで他の観客に混じって村の祭りを体験し、モン・サン=ミシェルでは、引き潮のとき海水が引いた砂の上を専門ガイドについて散策しました。ところどころ残る砂と海水の混じった箇所で脚が沈んでいく感触に皆歓声を上げていました。
つまり、名所・旧跡の歴史・地理的な知識をガイドの説明を受けて理解するだけでなく、視覚、聴覚、味覚、皮膚感覚など全身を総動員して体験しました。

また集団での研修とは別の個人で自由に行動する時間には、各人が思っていた美術館巡りやグルメやショッピングも楽しむことができ、参加した学生たちはスーパーでも日本とは違った品ぞろえに驚いていました。

奇跡的に全行程において天候に恵まれた幸運に感謝するとともに、添乗員、運転手、ガイドの皆さんの親切で適切な行為は勿論のこと、時間、規律を守って行動してくれた参加者の皆さん全員にも感謝したいと思います。

【番場 寛(専門/フランス文化・フランス文学)】

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