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国際交流/語学学習

海外研修プログラム報告

2011文化研修【中国の宗教と文化(中国仏教遺跡研修)】

概要

日程 2011年8月21日(日)~9月1日(木)【12日間】
参加数 14名(引率者1名)
主な研修地 大同(雲崗石窟・懸空寺)
五台山(竹林寺・菩薩頂・顕通寺・白塔寺)
太原(玄中寺)
平遙(平遙古城)
洛陽(龍門石窟・白馬寺など)
西安(香積寺・草堂寺・興教寺・大慈恩寺・兵馬俑坑博物館など)
宝鶏(麦積山石窟・法門寺)
北京(万里の長城・明の十三陵・故宮博物院など)

研修報告

雲崗石窟にて

 中国仏教遺跡研修は、仏教遺跡を中心にして、中国の宗教と文化を学ぶことを目的とした研修です。本年度は、中国四大石窟の内、「雲崗(うんこう)石窟」「龍門(りゅうもん)石窟」「麦積山(ばくせきざん)石窟」の三つの石窟を訪ねました。また、中国仏教の聖地である「五台山」や、日本の法然や親鸞に大きな影響を与えた中国の仏教者、曇鸞・道綽・善導ゆかりの寺院や、偉大な訳経僧である玄奘三蔵や鳩摩羅什(くまらじゅう)に関わる寺院を巡りました。また、世界遺産の平遙古城や、兵馬俑坑博物館、万里の長城、故宮博物院など、世界的に著名な史跡を研修地として、中国の歴史と文化にも触れることをねらいとしました。

 参加者一向は、まず北京に到着後、そのまま専用バスにて大同に向かい雲崗石窟を見学しました。その後、平均海抜2,000メートルにある仏教の聖地、五台山に登り、神聖な空気に触れるとともに、中国における仏教信仰の現在を目にすることができました。
 日本浄土教ゆかりの地である太原の玄中寺と、西安郊外の香積寺(こうしゃくじ)では、曇鸞・道綽・善導の事績を想い、参加者一同で勤行と感話を行いました。これらの体験を通して、私たちが普段大学で学んでいる教えには、そこに至るまでの深い背景と先人たちの願いがあることを実感しました。普段の学びがより身近になる貴重な体験となりました。
 後半は、洛陽と西安を中心に研修を行いました。洛陽では、仏教伝来の地である白馬寺、北魏の時代に造営された龍門石窟を、また、西安では、仏教関係の史跡のほか、秦の始皇帝陵や兵馬俑坑博物館などの歴史遺産を参観しました。西安をいったん離れて、専用バスで5時間揺られて訪れた麦積山石窟は、重要な史跡でありながら、交通事情もあって容易に訪れることができない史跡です。参加者は、断崖を這うように建設された回廊を多少緊張しながら登り、一つ一つの石窟を参観しました。また、外に目を向けると、高所から見渡す限り広がる緑豊かな大地の光景が、強い印象となって残りました。

(左)玄中寺でおつとめ/(右)龍門石窟での研修

玄中寺でおつとめ                                                        龍門石窟での研修

 12日間を通して、私たちはどの町においても、中国の歴史や文化、そして人々の生活に出会い、たくさんの刺激(衝撃)を受けました。なるべく主体的に活動してほしいという思いから、平遙古城や洛陽、西安では、街中を自由に散策する時間を設けましたが、参加者は積極的に街中に繰り出し、買い物を楽しむ者や、もの怖じすることなく中国語を駆使して人々との交流を楽しむ者もいました。仏教遺跡を巡って普段の学びをより意義深いものにするという目的に加えて、異文化を肌身をもって体感する研修となったと思います。また、急速な経済発展を遂げている「現代の中国」と、変わらずある「悠久なる中国の歴史と文化」とを実感する研修となりました。
 参加者一人一人に強い印象となって、それぞれが受け止めた「中国」が刻み込まれたことと思います。
【山田 恵文(専門/真宗学)】

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