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学術研究

2019年度指定研究/清沢満之研究

2019年度研究計画

研究名 清沢満之研究
研究課題 『清沢満之全集』別巻の編纂と思想研究
研究代表者 西本 祐攝
研究組織 <研究員>
西本 祐攝(講師・真宗学)
一楽 真(教授・真宗学)
加来 雄之(教授・真宗学)
藤原 正寿(准教授・真宗学)
福島 栄寿(教授・歴史学)
西尾 浩二(講師・哲学)
大艸 啓(講師・歴史学)

<嘱託研究員>
名畑 直日児(真宗大谷派教学研究所所員)
浦井 聡(本学任期制助教)

<研究補助員(RA)>
藤井 了興 (博士後期課程第2学年)

研究意義・目的

近年、進展を見せる清沢満之研究において大谷大学編『清沢満之全集』(全九巻、岩波書店、二〇〇二—三、以下『全集』と略)は清沢満之(以下、満之と略)の著述を踏まえる際のテキストとして必ず参照・引用されており、『全集』刊行は、その研究推進に大きく寄与していると言えよう。
二〇一四年度より活動を再開した研究所の清沢満之研究(本研究と略)は、清沢満之研究のさらなる充実を目指し、『全集』に収録されていない新出の清沢満之著述群を収録した『全集』別巻の刊行を一つの目的としている。本研究では『全集』刊行後、新たに清沢満之著述と認めることができる三七点の文献を収集している。それらについて、『全集』掲載基準を満たすか否かの精査を行った結果、三六文献(『全集』二巻分、文字数からの概算)が掲載基準を満たすことを確認している。
これらの文献を『全集』別巻として刊行し、清沢満之研究の進展に寄与することが本研究の目的である。

研究計画・方法

本年度は、三年の研究計画の二年目であり、年度末までの刊行開始を目指す。
昨年度は、主に収集済文献の校正作業を進めた。また、別巻の構成案(二巻の配分と目次)を作成し、さらに、本文の確定、校訂、注作成等に向けた読み合わせ作業を開始している。読み合わせは研究員を2グループに分け、同時並行で作業を行った。出版社との契約に向けた交渉も行った。
二年目の今年は、出版に向けた編集実務を行い、年度末までの刊行開始を目指す。各巻の本文確定、及び注決定の検討会議を逐次行い、解題も完成させる。また、解説の執筆など、出版社へ入稿する原稿の作成に向けた作業を継続する。本年度内の刊行に向けては、編集作業のスピードアップが不可欠である。凡例は、『全集』のものを踏襲するが、各巻ごとの特記事項がある場合には、個別に作成する必要がある。さらに、ゲラによる校正を三次校正まで行い、解説文の校閲等を行う。
三年目、別巻の第二巻以降を刊行し、現在、収集済みの文献の刊行を終える。先の『全集』出版に際してもそうであったが、編集刊行作業中に新出文献の情報が寄せられることが考えられるが、本研究では2017年度研究班開始時の収集文献の刊行を優先する。
西方寺所蔵文献群には、満之の大学時代のノート類が未公開のまま残されている。これらの文献群の意義については、これまで再三研究班でも確認している。満之自身の著述ではないため『全集』掲載基準は満たさないが、これらの翻刻作業も継続して行う必要があろう。

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