2020/12/08
2020年度大谷大学学園祭「新入生歓迎＆在学生応援 尋源祭」 実施報告
2020年度大谷大学学園祭「新入生歓迎＆在学生応援 尋源祭」は11月14日（土）～11月15日（日）の２日間にわたり開催されました。
今年度の学園祭は、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年の実施形態を変更し、名称を「新入生歓迎＆在学生応援 尋源祭」として開催されました。「尋源祭」は新入生の入学を歓迎し課外活動を充実させることに加え、在学生を応援することを目的に、中央執行委員会が中心となって、学生会組織によって企画立案・運営されました。
2020/11/13（金）／準備日
この日は学園祭の準備日として、新入生に楽しんでもらえるよう、各展示団体がそれぞれ教室の飾りつけなどの準備を進めていきました。普段の活動が制限されるなかで、部員同士が久々に会ったという団体もあったようで、楽しそうに設営をしている姿が見られました。
また、講堂でもステージ企画の実施に向けて、機材の設営や動画配信の準備などが行われました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、パーテーションをステージに設置したり、手指消毒の注意喚起の掲示や講堂内の換気が十分にされるように扇風機を用意したりするなど、来場者が安心して参加できるようにスタッフが設営を行いました。
2020/11/14（土）／1日目
当日は快晴で気温も暖かく、過ごしやすい１日となりました。新入生の皆さんは受付で健康チェックシートを記入し、パンフレットと名札を受け取ったうえで学園祭に参加しました。
今年度は例年の学生が実施する模擬店の代わりに、キャンパス内にはキッチンカーが配置されました。牛串・からあげ・クレープなど、さまざまなフードを楽しむ学生の姿が見られました。
講堂内ステージでは、開会式が行われ、川村中央執行委員長・木越学長・山田学生部長より挨拶があった後、課外活動団体によるパフォーマンスや活動内容紹介が行われました。パフォーマンスでは各団体の日ごろの練習の成果が存分に発揮され、活動内容紹介では自団体の活動を魅力たっぷりに紹介していました。
また、当日来学できなかったり、人数制限により入場できなかった学生のために、Youtubeによるライブ配信が実施され、学内でも、慶聞館ミナイールプラザやK101・102でステージの様子が配信されていました。いつものようにサンクンガーデンにステージが設けられず、例年とは異なる学園祭のキャンパスの雰囲気となりましたが、学生の皆さんの楽しむ姿が見受けられました。
当日の配信内容については、学生会のYoutubeチャンネルにて視聴できますので、ぜひご覧ください。
各教室では、各課外活動団体による教室展示と活動紹介が行われていました。自分たちの制作物や活動の道具などを用いて、工夫を凝らして新入生に向けて活動をアピールしている姿が見受けられました。新入生に説明する際は、マスクを着用のうえ段ボールパーテーションを利用し、感染症対策をしながらの説明となりました。
また、同時併催として人権センターによる映画上映会も実施されました。
この日は大谷大学同窓会・学生会が協力して実施する「谷大生応援プロジェクト」も開催されました。これは、全国にある80の同窓会支部をはじめ、同窓生や教職員から支援いただいた食品を、新型コロナウイルス感染症の影響により困っている学生へ無料で配付するという企画です。先着350名として配付を行いましたが、開始の15分前から長い列ができ、開始から1時間ほどで終了するほどの好評ぶりで、支援品がたっぷり入った袋を受け取った学生の皆さんは同窓会からの温かい支援に喜んでいる様子でした。
ご協力いただきました同窓生の皆様、ありがとうございました。
この日の最後のプログラムとして、講堂で新入生を対象とした抽選会が実施されました。これからの学生生活に役立つグッズや同窓会支部からの提供品などの豪華景品が用意され、大いに盛り上がりました。
2020/11/15（日）／2日目
1日目の学園祭に来場することができなかった新入生や、まだまだ課外活動団体から説明を聞きたいという新入生に向けて、この日も教室展示と活動紹介が行われました。来場した新入生は展示品を見たり、各団体からの説明を熱心に聞いたりと充実した時間を送っている様子が見受けられました。
さいごに
今年度の大谷大学学園祭は、新型コロナウイルス感染症の影響から、例年とは異なる形態での実施となり、対象者も本学学生・教職員に限定し実施されました。企画の検討にあたっては、感染症対策について試行錯誤しながら準備を行ってまいりましたが、おかげ様で、当日は事故等なく無事に終えることができました。
次年度の学園祭については社会情勢を鑑みての検討になろうかとは思いますが、引き続き近隣の皆さまをはじめ、学園祭に関わっていただくすべての方の温かいご協力・ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
