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2018年度新着一覧

2018/10/18

日本画家・岡橋萬帆氏の絵画を受贈

本学に寄贈された故 岡橋萬帆氏の作品「浄御原噴水器」

2018年10月16日(水)、故 岡橋萬帆(おかはしばんぽ/1924年~2001年)氏の「浄御原噴水器(きよみはらふんすいき)」を、ご遺族である岡橋正義氏より本学にご寄贈いただきました。

「浄御原噴水器」は、一見油絵のように見えますが、ブータン産の「沈丁花(ダフネ)」という素材から漉かれた凹凸のある画材紙に岩絵具を用いて描かれた作品で、「石の都」と呼ばれた奈良県飛鳥地方の流水施設として構築された噴水器状の石造物を中心に、背景には飛鳥寺や岡寺三重塔などが配され、古代日本の情景を独自の手法で幻想的に描かれている作品です。

【本学に寄贈された故 岡橋萬帆氏の作品「浄御原噴水器」】

岡橋氏から説明をいただく木越学長および本学関係者

受贈後は、木越学長からお礼と感謝の意をお伝えし、故人の生前における創作活動の様子や寄贈いただいた作品の詳細な説明をいただきました。

今回の受贈は、守口市の唯稱寺住職・麻生英城(本学非常勤講師)先生が岡橋正義 氏のお手次のご住職であることからご縁をいただき、講堂棟1Fホワイエに展示させていただくこととなりました。

【岡橋氏から説明をいただく木越学長および本学関係者】

参考/岡橋萬帆氏

日本画家。1924(大正13)年、奈良県に生まれる。日展、日春展、関西展などに入選、入賞。
臥龍桜日本画大賞展特別賞(1991年)、国際公募美展内閣官房長官賞(1992年)を受賞。1993年には南仏・トウレット市立古城美術館にて「岡橋萬帆・日本の心展」を開催し、南仏・トウレット市招待作家となる。1994年の北京・中国革命歴史博物館など、多数の個展が開催される。独特の色合いで美しい万葉の世界を描いた作品が多く、奈良の風景を美しい描写で表現されている。

【総務課】

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