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2017年度新着一覧

2017/07/17【人権センター】

2017年度第1回“人権問題を共に考えよう”全学学習会を開催

 7月5日(水)18時より、大学講堂を会場に「2017年度第1回“人権問題を共に考えよう”全学学習会」を開催し、学生、教職員、一般来聴の方々、287名にご参加いただきました。
 今回は、「LGBT(性的マイノリティ)について知ろう、考えよう」のご講題のもと、LGBT政策情報センター代表理事の尾辻かな子先生にご講演いただきました。
 ご講演では、LGBT当事者という立場から、私たちにありがちな「性」への先入観、性的マイノリティの多様性、実は当事者が身近にいるという事実、先入観やステレオタイプによって当事者が差別されてしまう危険性などについてお話しされました。また、性的マイノリティをめぐる日本と世界の実情について、その多様性が受け入れられている側面と、差別が残る側面との両方の視点でお話しされました。
 「LGBTや性の多様性について知るということは、単にLGBTについてだけ知るということではなく、それを通して皆さんが皆さん自身を知るということなんです。」という尾辻先生の言葉は、LGBTだけでなく、あらゆる偏見や差別の問題について考えるうえでも、示唆的であったように思います。

  • 尾辻かな子氏の講演
  • 会場の様子

尾辻かな子氏の講演
会場の様子

 参加者のアンケートには、「本学にも当事者の方がいて、相談したくてもできない方もいるだろう。そういった方に良い環境をつくっていけたらと思う。」「LGBTだけでなく、少数派の人たちは同調の圧力などで自分を表現できないことが多いと感じ、そういった人にもっと寄り添えたらいいなと感じた。」などの声もあり、大変意義深い学習会となりました。

【人権センター】

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