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2016年度新着一覧

2016/12/15

2016年度「大学報恩講並びに歴代講師謝徳法要」厳修

11月26日(土)午前10時より、本学講堂において大学報恩講並びに歴代講師謝徳法要が厳修され、学内外から約400名の方々にご参集いただきました。
宗祖親鸞聖人の御影と歴代講師軸が掲げられた講堂で、学長の調声により『正信偈(真四句目下)』を全員で唱和して報恩講を厳修した後、引き続き歴代講師謝徳法要に移り『仏説阿弥陀経』の読経の中、来賓はじめ教職員、学生の代表それぞれが焼香をいたしました。

  • 勤行の様子

                          勤行の様子                         

法要終了後、学長からの挨拶があり、「報恩講は親鸞聖人の御命日に合わせて開かれる法要であるが、大学報恩講は、本学の研究や教育、日頃の活動が親鸞聖人の精神に則ったものであるのかを確かめる大事な機縁でもある。」と本学で報恩講を厳修する意義について説明がありました。

  • 木越学長による挨拶
  • 木村宣彰名誉教授による記念講演

              木越学長による挨拶                           木村宣彰名誉教授による記念講演

引き続き、本学の木村宣彰名誉教授により、「衆生無辺誓願度 -鈴木大拙と衆生の恩-」の講題で記念講演が行われました。
講演では、「人間が生きている時の根本的問題は、“疑問は必ず知的に起こること”である。知的から起こった問題は頭で考えても解決しない。体験的に受け取らなければ、とめどなく疑問が湧き起こってくる。自分自身が身を以て宗教的体験をすることで、知的から湧き起こる根本的問題は解決する。」と鈴木大拙先生の言葉を通してご教示いただきました。

その後、学内食堂に会場を移して小豆粥のお斎を全員でいただきました。

参考/歴代講師

講師職は、東本願寺(真宗大谷派)の教育機関である学寮における最高責任者でした。学寮長であると同時に、学頭として学事一切を司り、安居の本講を担当しました。学寮に初代講師職が置かれた正徳5年(1715)から明治40年(1907)に廃止されるまでの約190年間、講師職は27人を数え、これらの方々を、後の学階条例による講師と区別して歴代講師といいます。

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