2016/07/19【人権センター】
2016年度第1回“人権問題を共に考えよう”全学学習会を開催
7月6日(水)18時より、2016年度第1回“人権問題を共に考えよう”全学学習会を開催し、学生、教職員、一般来聴の方々、312名にご参加いただきました。
今回は、「部落差別」をテーマとして、「入門部落問題」のご講題のもと、大阪人権博物館[リバティおおさか]館長の朝治武氏にご講演いただきました。
高度経済成長期と現代の部落差別のあり方を比較しつつ、特に近年のインターネット上での差別問題についてご指摘をされました。
参加者の方々からは、「部落問題を、一般論ではなく、現状がどうなっていて問題点がどこにあるのかをお聞きできて勉強になりました」「過去から現在に至る時の流れとともに、『見やすい』差別から『見えない』差別へと形が変わりながら、今もなお同じように差別が存在しているということがよくわかる講演でした」などのお声をいただきました。「前提となる知識に乏しくとも、理解しやすかったです」とのお声もいただき、ご講題の通り、現代における部落問題の入門編として大変意義深い学習会となりました。
【人権センター】