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Home > 読むページ > きょうのことば > 自分自身にこだわるのだ。ゆめゆめ模倣などしてはならない。

きょうのことば

きょうのことば - [2014年12月]

自分自身にこだわるのだ。ゆめゆめ模倣などしてはならない。

「自分自身にこだわるのだ。ゆめゆめ模倣などしてはならない。」
ラルフ・ウォルドー・エマソン(『自己信頼』 海と月社 88頁)

 標題の言葉は、19世紀アメリカを代表する思想家ラルフ・ウォルドー・エマソン(1803‐82)の論文集に収められた『自己信頼』の一節です。エマソンが提唱した「超絶主義」は、ボストン近郊の町コンコードを中心に栄えた、五感の経験を乗り越えて真理を把握すべきとする思潮でした。東洋の宗教の影響を受けたエマソンは、人間に内在する至高の神をこそ崇(あが)めるべきだという主張を展開しました。真理は自分の内にあり、周囲の意見に流されることなく、自分の意志・判断に従って生きるべきであるというのが、彼の信念でした。

 自分をよりどころにする、とはいっても、エマソンは、放縦(ほうじゅう)な生活を送ることや、我欲を押し通すことをよしとしたのではありません。彼は、人が謙虚な心持ちで自分が本当に望んでいることをするなら、もっと自由に、幸福になれる、と考えました。エマソンの場合、自分に正直に生きることは書くことと密接に結びついていました。彼はハーヴァード大学の3年生だった16歳の頃から、日記をつけるようになりました。その後、半世紀以上も彼は日記を書き続け、これを論文や講演の素材としてもよく利用しました。エマソンの「自己信頼」は、書くことを通して可能になった彼の内省(ないせい)から得られたものでした。

 エマソンは、人々が臆病で弁解ばかりしていることを嘆きました。彼は、多くの人がすっかり自信を失い、「私はこう思う」と言い切る勇気もなく、聖人や賢人の言葉を引用してばかりいることを批判しました。一体、バラが昔のバラや自分より優れたバラを参考にしたりなどするだろうか、というのです。世界は広く、善きものであふれているが、自分に与えられた土地を耕さない限り、一粒の穀物でさえ、自分のものにはならない、とエマソンは説きました。そして、ねたみは無知であり、人まねは自殺行為である、とさえ断じました。

 エマソンの言葉は、先人に学びつつ、しかし自分の考えを信じるようにと私たちを励ましてくれます。他の人にはない、自分だけの関心・興味にこだわって、「私はこう考える」と勇気をもって表現すること。ちょっとした作文から卒論にいたるまで、これを実践するのは易しくはないかもしれません。ですが、そのように心掛けることはきっと、私たちがそれぞれの人生において自分の信ずる道を歩むのを助けてくれるでしょう。

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