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Home > 読むページ > きょうのことば > 人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない。

きょうのことば

きょうのことば - [2006年12月]

人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない。

「人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない。」
神谷 美恵子(『生きがいについて』 p.11)

 「あなたは<生きがい>を感じながら生きていますか?」「あなたにとって<生きがい>とは何ですか?」—こんな質問をうけたら、あなたはどのように答えるでしょうか。この問いかけに即座に答えるのは意外と難しいことかも知れません。

 多くのひとは自分の<生きがい>として、家族、個人的な趣味、あるいは社会的な立場や役割(仕事・地位・評判・評価)や人間関係(仲間、友人、恋人)などを思い浮かべることでしょう。ひとによっては、パチンコ、競馬、競輪、ギャンブルなどを自分の<生きがい>と答えるひともいるかも知れません。しかし、もしそれらが日常の退屈をまぎらし、日常の不安から逃避するための気晴らし行為であるとすれば、それを本当の<生きがい>と言うことはできません。

 そもそも本当の<生きがい>とはどのようなことを言うのでしょうか。ひとに未来への希望と展望を与え、生きていることの充実感をもたらし、そして、生きることの意味と自己実現への欲求を満たしてくれるもの‥‥そのような条件を備えたものこそ、本当の意味での<生きがい>と言えます。

 神谷美恵子(1914~79)は長年にわたり、ハンセン病患者の治療にあたった精神科医です。患者との交わりをとおして、彼女は<生きがい>の真意をさぐり、『生きがいについて』を著しました。これは<生きがい>を考えるうえで、私たちにさまざまな示唆を与えてくれる著作です。この書物に次のように記されています。

人間がいきいきと生きて行くために、生きがいほど必要なものはない
(中略)。それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく、
人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない。
ここには、本当の<生きがい>に出あうことが、人生のもっとも大きな喜びであることが述べられています。

 家族や社会的な立場・役割をいったん離れ、一個の独立した人格として、裸の人間として、自分が生きていることの意味や目標を深く問うてみること。その時にはじめて、自分にとっての本当の<生きがい>が見えてくるはずです。たとえば、自らの「死」という限界状況を前にして、なお<生きがい>として自分を支えてくれるものは何か。そのような突きつめた問いかけこそが、私たちの人生において大切なのではないでしょうか。さて‥‥「あなたにとって、本当の<生きがい>とは何ですか?」

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