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Home > 読むページ > きょうのことば > 愛に二種あり。一は餓鬼愛、二は法愛なり。

きょうのことば

きょうのことば - [2002年12月]

愛に二種あり。一は餓鬼愛、二は法愛なり。

「愛に二種あり。一は餓鬼愛、二は法愛なり。」
『大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)』

 現代日本語の「愛」という言葉には、自分の好きなものをかわいがることや、「人間愛」「地球愛」などのような抽象的な意味、「愛欲」や「愛執」などのように人間の強い欲望を表わす場合など、様々な意味があります。では経典には「愛」はどのように説かれているのでしょうか。
 冒頭の言葉は、『涅槃経』の中で仏の法愛を説く一文です。仏教用語で「愛」と言う場合は、先に述べた「愛欲」「愛執」といった意味です。つまり様々な物事に対する強い欲望を表わしています。従って『涅槃経』は、仏にも強い願い・欲求があると説いている事になります。これは一体どのような意味なのでしょうか。
 私たちの欲望は、実現すれば更にその上を望むという具合に決して終わる事がありません。手に入れても手に入れても別のものを欲しがるというのが私たちの欲望の中身なのです。常に飢渇(きかつ)に悩むものを仏教語で「餓鬼」と言いますが、まさしく常に不足感に悩まされ続ける私たちを表わす言葉と言うことができます。それゆえ、冒頭の文章の「餓鬼愛」とは、常に欲望に悩まされる私たちを表わすものということになります。      
 私たちの欲望に際限がないのは一体なぜでしょうか。それは、真実に手に入れるべきものが何であるかを私たち自身がよくわかっていないからです。そのために常に他人と比較して不足を感じるのです。それ故、私たちの欲望の解決は、新たなものを手に入れることではなくて、「足るを知る」ことにあると言えます。
 それ故、『涅槃経』は冒頭の文章の後に「餓鬼愛を離れ、衆生を憐憫(れんみん)するがゆえに法愛あり」と述べて、仏には人々を救済するという強い欲求があると言うのです。この欲求は、私たちの「餓鬼愛」とは異なる性質のものなのでそれを「法愛」と言っています。つまり、手に入れても手に入れても満足できない欲望に多くの人々が悩まされている現実に対して、その真の解決を示して人間に本当の満足を教えたいという欲求が仏の大悲のはたらきであり、それを「法愛」と言うのです。

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