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Home > 読むページ > きょうのことば > 難化の人の心は猿猴のごとし。

きょうのことば

きょうのことば - [2000年12月]

難化の人の心は猿猴のごとし。

「難化の人の心は猿猴のごとし。」
『維摩経(ゆいまきょう)』「香積仏品(こうしゃくぶっほん)」『大正大蔵経』第14巻553頁

 『維摩経』という経典は、大乗仏教の教えを親しみやすい物語の形式で説くところ に特徴があります。またその中に多くの譬(たと)えがあることもこの経典を身近なものにしています。それ故、古来から多くの人々によく読まれてきました。表題の一文はその中に説かれるものです。
 文中の「化」という文字は、現在では「化粧」とか「化学」という熟語によって知られるように、変化するとか、変わるという意味で使われています。しかし、この字のもともとの意味は、「徳によって人々を導いて善良にする」といった意味でした。導かれた人は、それ以前に比べて当然変化しますので、現在のような意味で使われるようになったのでしょう。それ故、「化」という文字の本来の意味を伝える言葉としては、「教化」といった熟語が最もふさわしいと言っても良いでしょう。「教化」とは、仏のはたらきに従って私たちが教え導かれていくことを意味しています。それ故、「化」という文字は、ここでは仏からのアプローチを表すことになります。だから「難化の人」とは、仏の教えを聞こうとしない人という意味になります。 ちょうど私たちがいつも太陽に照らされながら、あえてそれを見ないようにしているようなものです。
 「猿猴」という文字は、どちらも「さる」のことです。私たちのよく知っている猿は、いつも活発に動きまわっています。それで、経典ではしばしば猿が、じっとしていないこと、落ちつきのないことの譬えに用いられます。ここでは、私たちのこころが、いつも色々な物事に振り回されて、慌ただしく動きまわって、結局自分を見失っていることを譬えています。以前、学内の学生用の掲示板に「生きていますか、それともただ動いているだけですか」と書かれたポスターが貼られていて、どきっとしたことがあります。実際、私たちのこころは、絶えず色々な興味に振り回され、決して落ち着かないというのが本当のところではないのでしょうか。忙しい、忙しい、といって結局大切な自分の人生を浪費しているのではないのでしょうか。
 それ故、そんな私たちに『維摩経』は問いかけているのです。「仏の教えを聞こうとしないひとびとは、 いつも猿のように落ちつきがない」と。

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