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今という時間

今という時間 - [239]

「<おばちゃん>考」
芦津 かおり(あしづ かおり)

 “若い”先生がいるとの噂をききつけて私の講義を覗きにきた学生が、「あれは“おばちゃん”だ」と評したそうな。同僚の先生がご親切にも教えて下さった。「フランスでは、ワインと女性は古いほうがいいと言うんですよ」と切り返したが、内心はムカーッである。
 冷静になって考えた。なぜ腹がたったのか?女性を“若い”とか“おばちゃん”といった類型でしか捉えようとしない風潮—とりわけ、若さを偏重する日本的女性観に憤ったのか?それもある。だが正直なところ、“おばちゃん”呼ばわりされたこと、それが癪にさわったのだ。とすれば私の認識も、上の学生と本質的にはなんら変わりがないということになるのだが…。
 このところ「負け犬」や「勝ち組」といった言葉が流行している。個性や能力、生き方は度外視して、年齢や子供の有無、未/既婚といった生物学的・社会的な<ラベル>で女性を格付けするけしからぬ言説…と眉をひそめても、そうした流行語を率先して使っているのが当の女性だというから事は厄介だ。女性が<ラベル>にとらわれずに生きていくのがまだまだ困難な日本社会の現実が浮かびあがる。
 <勝ち負け>は競合相手の存在を前提とする。だが、人生に闘うべき相手がいるとすれば、それはまず第一に<自分>であろう。自らに課した目標や理想をどれだけ達成し、今の自分にどれだけ満足できるか—それが、人生の<勝敗>を決定する唯一の尺度となるべきではないか。“若い”だの“おばちゃん”だのと一喜一憂する自分への戒めをこめて…。

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