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今という時間

今という時間 - [214]

「自燈法燈」
一色 順心(いっしき じゅんしん)

 大学の寮長に就任し、女子寮の「自灯学寮」に住むようになって、1年が経とうとしている。彼女ら10数名の卒寮も、いつのまにか間近となった。 寮を去っていく彼女らに花を添えたいという思いもあって、昨秋、ヒヤシンスの球根を庭に植えた。寒さのせいか、芽が土の中から現れたのみで、まだ花は咲きそうにない。
 寮には、「自燈法燈」と墨書された額が掲げられ、1年間、皆はそれを眺めながら生活をしてきた。この言葉は、ブッダが最晩年に弟子たちに語った教えの一つである。ブッダが80歳の生涯を終えてしまったならば、師から直接に教えを聞くことができなくなってしまう。あたかも、闇夜にとり残されてしまうかのような危機感を抱いた弟子たちに、ブッダは、「自らを灯明とし、法を灯明とせよ」と説いた。つまり、師の教えのもとで歩んだ自分「自身」と、師の教え「法」とが、闇夜を照らす灯明となるというのである。
 今の時代、自分が生きていくうえで本当に大切なものは何であるかが見えにくくなっているのかもしれない。それは「自ら」と「法」であると仏教は教えていることになる。
 彼女らは、共同生活を規律ある1年間として過ごしてくれた。それは、水栽培の球根がたちまちに根を伸ばし花を咲かせるようなものではなかった。むしろ、寒さに耐えながら地中で力を蓄えて花を咲かせようとする姿に似ている。そのような寮生活は、ブッダが指し示した「自燈法燈」を学ぶこととあい通 じているものなのである。

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