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今という時間

今という時間 - [187]

「英語にならない日本語表現」
村瀬 順子(むらせ よりこ)

 先日、英語の通訳をしていて、「今後ともよろしくお願いします」という日本語をどう訳せばよいか、はたと困ってしまった。これは特に何をどうお願いするという具体的な依頼というよりも、人間関係に配慮した儀礼的な挨拶であり、実質的な意味はあまりない。日本語には、こうした曖昧表現が数限りなくある。「どうも、どうも」は、その最たるものだろう。また、「つまらないものですが」などのへりくだった表現も多い。これらは日本特有の言語習慣であり、無理に英語に訳しても、欧米人の耳には変に卑屈に聞こえ、誤解を招きかねない。
 私たちは母語を通して、自己の文化特有の価値観やものの捉え方・感じ方を知らず知らずのうちに身に付けている。それぞれの言語にはその言語でしか言えない表現があり、それは、その文化に深く根を下ろし、文化的アイデンティティを形成するものでもある。しかし、自国の文化を客観的に相対化し、柔軟に対応する姿勢を持たなければ、異なる文化圏の人たちとのコミュニケーションにおいては、理解されないどころか、善意が裏目に出ることもあるだろう。
 外国語学習の意義は、単に一つの言語を他の言語に置き換えることではなく、そうした相対化の視点を養うことにこそある。その上で、幅広い視野に立った、より自由で、より柔軟な自己表現の方法を獲得することが、国際化の時代には益々必要になるだろう。

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