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今という時間

今という時間 - [177]

「飲んだら無礼講?」
松川 節(まつかわ たかし)

 中国・内モンゴルの人々のもてなし好きは筋がね入りだ。「ボトルの中ではおとなしい酒もあなたに献ずれば暴れ出す♪」こんな歌を唱和しながらひたすら乾杯を繰り返す。アルコール度40度の白酒(バイチュウ)[焼酎]をストレートで文字通り「乾杯」するのが流儀で、しかも3杯が1セットだ。初めの2杯は口をつけるくらいで許しを乞うものの、3杯めは飲み干さざるをえない。蒸留酒を飲み慣れない日本人には強烈すぎる献酒のしきたりだ。
 モンゴル人のもてなし好きは昔からのことらしい。ジンギスカンの時代に南宋の漢人が著した見聞記『蒙韃備録』(もうたつびろく)には、「外来の客が酔って騒いだり礼を失したり嘔吐して寝込むのを見ると、彼らは大いに喜び、『客が酔うのは気心が知れあい、他人でなくなることだ』と言う」と書いてある。
 今の内モンゴルでも「飲んだら無礼講」は健在で、いわば我々日本人の感覚に大変近い。しかし一つ異なるのは、彼らは献酒の際にモンゴル民謡を朗々と詠ずることであり、その謡いが心に滲みれば滲みるほど、民族の想いは一つになり、自然と杯が空いていくのだ。
 翻って、日本で参加した学生コンパでは、酔って酒をこぼした学生が「粗相! 粗相!」の大合唱の下、罰杯を科されていた。「罰杯」は宴席の重要な演出要素だろうが、「粗相」だけで盛り上がるというのもどこか虚しい。酒には様々な想いを託せるということを忘れずにいたいものである。

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