ここからサイトの主なメニューです
  • 大学概要
  • 教育情報の公表
  • 入試情報
  • 新着一覧
  • 文学部 (2018年以降入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科【2021年度募集停止】
  • 社会学部
    • 現代社会学科
    • コミュニティデザイン学科
  • 教育学部
    • 教育学科
  • 国際学部 (2021年4月新設)
    • 国際文化学科
  • 文学部 (2017年以前入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 社会学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科
    • 人文情報学科
    • 教育・心理学科
  • 大学院文学研究科
    • 真宗学専攻
    • 仏教学専攻
    • 哲学専攻
    • 社会学専攻【2019年6月廃止/修士のみ】
    • 仏教文化専攻
    • 国際文化専攻
    • 教育・心理学専攻
  • 短期大学部
    • 仏教科【2019年6月廃止】
    • 幼児教育保育科【2019年度募集停止】
  • 教員一覧
  • 学習支援
  • 地域連携
  • 国際交流/語学学習
  • 就職情報/キャリア支援
  • 学生生活サポート
  • クラブ活動
  • 学術研究
  • 生涯学習講座
  • 高大連携
  • 教員免許状更新講習
  • 校友活動
  • 図書館
  • 博物館

Home > 読むページ > 今という時間 > ノブレス・オブリージュ

今という時間

今という時間 - [164]

「ノブレス・オブリージュ」
村瀬 順子(むらせ よりこ)

 イギリスの小学校を見学したときのこと。6歳児のクラスで、一人の男子生徒が教室の中を案内してくれた。その話し振りと物腰は素晴しく、正に小さな紳士であった。最近、イギリスの大学を訪問した際、キャンパス内を案内してくれた大学生もまた礼儀正しい好青年であった。イギリスは紳士の国であると言われるが、このような経験をするたびに、今なお紳士の理想は健在であると感じる。
 紳士の定義は難しいが、単にマナーの良さを指すものではない。それはもともと一つの社会的身分であり、そこに誠実・勇気・礼儀正しさといった資質や紳士的教養が付け加えられていった。その中で最も特徴的な伝統は「ノブレス・オブリージュ」の精神である。これは「高貴な身分には義務が伴う」という意味で、社会の上層に位置することが単なる経済的豊かさを意味するのではなく、社会的義務の観念と結びついているところにイギリスらしさがある。それは今なお男女を問わず良識あるイギリス人の行動の規範となり、公共心や慈善精神として社会に広く浸透しているように思われる。
 紳士の理想とノブレス・オブリージュの精神は、今後もイギリスの若者たちに受け継がれ、振舞い方・生き方の指針を与えるものとなるだろう。一方、日本はどうだろうか。そうした指針が見出せないまま、個人の自由のみが追求され、責任や義務はどこかに置き去りにされ続けるのだろうか。

Home > 読むページ > 今という時間 > ノブレス・オブリージュ

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです