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今という時間

今という時間 - [009]

「Have a cup of tea?」
Norman A. Waddell(ノーマン A ワデル)

 18世紀京都の人気者、売茶翁(ばいさおう)は、九州佐賀の黄檗宗の禅僧だったが、師の没後寺を法弟に譲り、都に上った。名所で茶を煎じたり、道端で茶を煮、往来の客に売って露命をつなぐ生活を送った。しかし、彼がどれほど都人から親しまれ愛されたかは、幾つかの当時の随筆より窺うことができ、後に煎茶道の元祖とされた。
  茶道の存在が欧米人の間に知れ渡ることとなったのは、戦後の家元達の努力に由る。私の知人であるオランダ人の老学者も、茶道の儀式には関心は無いが抹茶を好み、私が訪ねた時も、ウィーンウィーンとミキサーで一服点ててくれた。茶道の精神に反しているには違いあるまいが、なかなかの味だった。
 一方、煎茶道は欧米ではまだ未開拓であり、ほとんど知る人はいない。と思っていた矢先、最近アメリカの新聞に煎茶の徳が紹介された。健康に良いとか、心臓病の予防とか。これを思うに、スシや日本食と同じような道を辿るのかもしれない。
  アジア文化に敏感な、西海岸のバークレーで、お茶専門の喫茶店が現れた。中国の諸処の茶、日本の煎茶、番茶まで勢揃いしている。普通 の番茶を大袈裟に出して、茶代は5ドル!
  「茶銭は黄金百鎰(ひゃくいつ)より半文銭までは、くれ次第、たヾ飲みも勝手、只よりはまけもうさず」という気持ちでお客を迎えた翁は、さぞかし驚くことであろう。

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