2013/03/05【生涯学習講座】
本学が東京で特別講座を開講
2月17日(日)に東京で開催された京都創生PR事業『京あるきin東京2013~恋する京都ウィークス~』(主催:京都市)で、本学の齋藤望教授(歴史学/大谷大学博物館長)による特別講座「浄土の仏<ほとけ>—仏師・定朝(じょうちょう)のつくり出したもの—」を開講しました。
平等院・鳳凰堂の阿弥陀如来像の作者として知られる定朝(?~1057)は、和様の彫刻を大成し、寄木造りを完成しました。彼のつくり出した新様式は「仏の本様(ほんよう)」と呼ばれ、仏像の規範とされるようになります。講座では、定朝仏がなぜ人びとに広く受け入れられたのか、京都に伝わる定朝様(じょうちょうよう)の作品や定朝にまつわる文献を紹介しながら考察しました。
齋藤教授の丁寧な解説に、参加者の方々から「仏像の見方が変わった」「京都へ旅行に行く楽しみが増えた」など喜びの声を数多くいただきました。多数のご参加ありがとうございました。
【教育研究支援課】