2012/11/30【教職支援センター】
教員希望者対象 卒業生による実践報告会を開催
11月23日(金)、本学5号館にて教員希望者を対象とした『本学卒業生の実践報告会~先輩からのアドバイス』を開催しました。
この実践報告会は、将来教員を目指す学生のために、現役教員である本学卒業生を講師に招き、学生の教員を目指す意識を高めることを目的として毎年開催しているものです。
今年度は、現在、和歌山県上富田町立岡小学校に勤務している奥村有花さん【文学部国際文化学科卒】と長野県飯田女子高等学校に勤務にしている湯沢保奈美さん【文学部史学科(現在の歴史学科)卒】の2名を講師に招き、後輩に向け「教職の現場」や「学生時代の体験談」、「教員採用試験に向けての学習方法」などをテーマにアドバイスしていただきました。
奥村さんは、「子どもが可愛いと思えることが、先生を続けられる一番の原動力です。採用試験対策については、自分の希望する都道府県の傾向を分析して的を絞り、時間をかけてコツコツ勉強しました。大学時代を振り返ると、クラブ活動やボランティア、アルバイトでの経験が今とても活かされているので、皆さんも学生のうちに、時間の許す限り色んな場所に行って、色んな人と会い、様々な経験を積んでほしい」と話してくれました。
また、湯沢さんからは、「実習中や採用直前の1年は、ボランティア活動や試験対策などガムシャラに勉強しました。何があっても自分や生徒から逃げず、目を反らさないで生徒と真正面から向き合える覚悟があなたにはありますか?」、さらに試験対策については「チャンスが目の前に現れた時、日頃からしっかりと準備をしていないとチャンスをつかみ損ねてしまう。『今、この瞬間を精一杯やる』ことが大切」とアドバイスをいただきました。
アドバイスを熱心に聞いた参加者からは、終了予定時間を超えても積極的に講師に質疑応答する様子が見受けられ、「今日学んだことを早速明日からの勉強に活かしたい!」という声が聞こえました。
今後も教職支援センターでは、教員を志す学生の皆さんを対象に様々な報告会や説明会を開催する予定です。開催の際は、ぜひ積極的に参加してください。
【教職支援センター】