2012/11/30【学術研究】
2012年度 大谷大学仏教学会が史跡踏査を開催
11月28日(水)に、大谷大学仏教学会が主催する史跡踏査が行われました。
今年度は、當麻寺と信貴山朝護孫子寺とを訪れました。いずれも、親鸞聖人が重視しておられた聖徳太子にゆかりのあるお寺です。
當麻寺では、ご住職自ら當麻曼荼羅の絵解きを実演して下さり、貴重な体験を得ることができました。美しい紅葉が見えるお部屋で昼食に精進料理を頂いた後、書院・茶室に続いて本堂・講堂・金堂を案内して頂きました。奈良時代のものが数多く残っており、平安時代や鎌倉時代のものが「新しく」見えてしまうほどでした。
その後、信貴山朝護孫子寺に向かい、霊宝館で「信貴山縁起絵巻」(国宝)について学んだ後、美しい紅葉の境内を楽しみました。
今年度は、歴史学科や国際文化学科などからも多くの先生や学生さんが参加して下さいました。また留学生も数多く参加して下さったこともあって、いつもとは違う視点からも史跡を拝観することができたのではないかと思います。
総勢49人と、大変賑やかな中にも有意義な一日となりました。
【大谷大学仏教学会】