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2012年度新着一覧

2012/10/27

真宗学科第2学年「比叡山登山・フィールドワーク」を実施

秋の好天に恵まれた10月27日(土)、真宗学科の第2学年と担当教員が比叡山に登り、法然・親鸞の足跡を辿るフィールドワークを実施しました。大谷大学では、短期仏教科の「親鸞を歩く」という授業で毎年夏に比叡山に登るチャンスがありますが、今年度から新たに真宗学科第2学年の演習IIの授業でも比叡山登山・フィールドワークが実施されることになったのです。紅葉の始まった「雲母(きらら)坂」を全員が汗を流して登り、約2時間で山上の延暦寺に到達しました。

  • 登山口の雲母橋で説明を受ける様子
  • 西塔、常行堂の前で

登山口の雲母橋で説明を受ける様子
西塔、常行堂の前で

9歳で出家した親鸞は、日本仏教の頂点であった比叡山に登りました。20年におよぶ修学の間には、常行三昧堂の「堂僧」を務めたことが知られています。29歳で山を下り、洛中の六角堂に百日間参籠しますが、その折に通ったのもこの雲母坂の急峻な山道であったと伝えられます。実際にその道を辿ってみると、若き親鸞の胸中に去来した思いに一歩近づくことができたように感じられました。

今回の登山には、山好きな真宗学科の先輩も数名参加。学生同士の親睦、教員との交流の良い機会になりました。比叡山上のフィールドワークとして、西塔の常行堂・釈迦堂・浄土院、東塔の阿弥陀堂・戒壇院・大講堂・根本中堂などを巡って参拝し、昼食には食堂で美味しい比叡山蕎麦をいただくことができました。午後2時に現地解散し、多くの学生・教員は来た道を再び徒歩で下り、4時前に全員無事下山。往復するといい運動になり、心地よい疲労とともに登山の達成感を味わう充実した一日になりました。

  • 山をおりてリラックス、脚を伸ばしてストレッチ

山をおりてリラックス、脚を伸ばしてストレッチ

【大谷大学 真宗学科】

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