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2011/10/07【学術研究】

平成23年度 大谷大学国文学会講演会を開催

秋晴れとなった10月1日(土)、大谷大学尋源講堂において大谷大学国文学会が開催されました。先師法要厳修に続き、今年度は本学教授である沙加戸弘先生に「『本願寺聖人 親鸞 伝絵』の聖人像」という題でご講演いただきました。

沙加戸弘本学教授

沙加戸弘本学教授

沙加戸先生は、『本願寺聖人 親鸞 伝絵』が親鸞聖人のひ孫に当たる覚如上人によって著わされたもので、聖人の生涯を年代を追いながら、様々な場面を描いた『御絵伝』と、その場面ごとの詞書である『御伝鈔』からなること、今回使用するのが「康永本」と呼ばれるものであることなどをご説明された後、『御絵伝』のスライドを使いながら『本願寺聖人 親鸞 伝絵』が単に時間軸に沿った水平の物語であるだけでなく、親鸞の「聖人性」を如何に物語的に形成していくかという垂直軸をも併せ持ったものであり、「絵巻」から「絵伝」という新しさをもたらしたものであるということを、沙加戸先生ご自身の推考を加えた上で非常にわかりやすく解説をして下さり、聴衆は熱心に耳を傾けていました。
【国文学会】

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