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Home > 2011年度新着一覧 > 大谷学会春季公開講演会を開催

2011年度新着一覧

2011/06/09【学術研究】

大谷学会春季公開講演会を開催

会場の様子

この度の東北太平洋沖大地震と福島原発の災害によって困難と不安のなかにおられる方々に心よりお見舞い申し上げます。この度の災害は、私たち人間、日本人のこれまでの生き方、これからの行き方ついて大きな問いを投げかけています。問題はつねにあります。どのような問題も一番根っこには、それを経験し受け止める私たち自身をどのように理解するかという課題があります。この度の両氏のご講演は、人間、日本人そして自己を理解するという課題のなかにある私たちにとって大事な視点を与える、まことに時期にかなったものとなりました。とくに両氏のご講演を通して、私たちの思考や行き方がどれほどことばの深層にある傾向(戲論(けろん)と換喩(かんゆ))によって統御されているのかを教えていただけたと思います。

講師 兵藤一夫教授
講題 「分別(ふんべつ)と戯論」

兵藤一夫

まず、大谷大学教授で仏教学を専攻されている兵藤一夫氏が「分別(ふんべつ)と戯論」というタイトルでご講演くださいました。
講演にあたって、まず、「どのような苦も自分で背負うしかない。しかしどのように背負っていけばよいのか」、「生きることにおいて生ずる苦しみからの解放(解脱)をどのように目ざすのか」という問いに応えることが仏教の基本的な課題であるとし、今回は、苦しみの根本原因である認識のあり方そのものを、「分別」とそれを生ずる「戲論」であるととらえ直した龍樹(りゅうじゅ)に学びたいとされました。
まず、ことばが意識化された「分別」に対し、「戲論」はことばが意識されない言語活動であり、自我意識を根底とした「言語の網」であると指摘されました。私たちは、その「戲論」というフィルターで、あるがままの現実世界を変質させて認識し、対象を実体視する「分別」の世界に生きることになる。それが苦しみを生み出す根本構造であると指摘されました。
また、「ことばをつかうことによって現実をかえてしまう、そこに根本的な迷いのあり方がある」と結論づけ、その事実に目を向け、気づかせることに仏教の大事な役割があるとして講演を終えられました。

講師 斎藤環氏
講題 「換喩・キャラクター・日本人」

斎藤環

次に、爽風会佐々木病院に精神科医として勤務されている斎藤環氏の「換喩・キャラクター・日本人」と題するご講演が続きました。
斎藤氏は、精神分析の立場から現代の日本文化を読み解いてくださっていますが、今回は、「古事記」の神々の特性にまでさかのぼり、日本人の思考の本質を「換喩」という視点から問い直していただきました。
日本人のリアリティーの位相に深くかかわるのは隠喩(メタファー)ではなく、隣接性を重視する換喩(メトニミー)ではないかという問題提起から講演は始まりました。
さらに、この度の災害をうけて、「「放射能」とケガレ」というテーマで、なぜ「フクシマ」ということばに対する差別が起こるのかという問題をとりあげ、その正体を「換喩的感染」として指摘されました。
このような日本人の言語的特性を、ケガレという思想の起源であるイザナミとイザナギの神話までさかのぼって、「古事記」に見出せる換喩性を検証され、この換喩的論理空間に現代の日本人も今だ生きているのであるとされました。
さらに、斎藤氏は、現代の日本人のキャラクター形成の本質についてもこの換喩的論理空間が深くかかわっていると説明されました。

【大谷学会】

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