2010/05/28
2010年度5月 御命日勤行・講話 厳修
毎月28日にお勤めしている「親鸞聖人御命日勤行」が5月28日(金)に執り行われました。混声合唱団の「仏教賛歌」のあと、全員で「正信偈」を唱和し、2名の学生による感話が行われました。感話では、阿弥陀如来や極楽浄土をどう認識したらよいかを考えたことや、祖母や友人のことを通じて今後の出あいを大切にしていきたいこと等のお話をされました。
つづいて、ベーテ モニカ A教授が「尼門跡曇華院の袈裟をめぐって」という講題で講話をいただきました。先生は、「禅宗の袈裟は法灯の印として、とくに開山のものは大切にされる」と述べられ、曇華院の開基である智泉聖通尼について、智泉尼のものと伝えられる袈裟の検証を通して、豊富な画像資料を紹介されながら説明をいただきました。