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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2018

(4) 赤尾 美保

社会が連携して子どもを守り、育てていく。ボランティアで学んだアンサンブル。(赤尾 美保)[2018年3月 教育・心理学科卒/2018年度 滋賀県教育委員会採用(小学校)]

赤尾が生まれ育った滋賀県日野町は、音楽の街だ。ちびっ子合唱団からママさんコーラスまで、小さな街の中に10以上もの合唱団があって、それぞれ個性豊かなアンサンブルを追求している。赤尾はその中でもひときわ大きな少年少女合唱団に参加し、小学校1年生から高校3年生まで活動を続けてきた。
「ミュージカルにも挑戦していて、みんなで振り付けやセリフを考えたりするのがとても楽しかった。学年が上がると、下の子どもたちに教えてあげたりもします。合唱団の中で先生役になるわけです」
だんだん大きな声が出るようになり、それが揃ってきて“みんなで1つの音楽を演奏している”という感じがつかめると、子どもたちはどんどん元気になってくる。全身で“楽しい!”という気持ちを表現してくる。その反応を見るのが大好きで、「私は教える仕事に向いているかもしれない」と感じていた。
赤尾の両親も小学校の教師であり、教職に就くことに高いハードルは感じなかった。「私も先生になるわ!」大学進学にあたって教育・心理学科を選んだとき、両親にそう伝えた。「そうかぁ、現場は大変だぞ」娘の決意を喜びながらも、両親はそう付け加えた。

高校2年生でのピアノ発表会。

受け止めきれないことを受け入れ、次に繋げていく。

その現場の大変さを、赤尾は不登校支援のボランティアに取り組むなかで痛感する。不登校支援のボランティアには3年次から取り組んでいて、学校に出てくることができない子どもたちに勉強を教えたり、遊んだりしていた。不登校の子どもにはそれぞれの背景があり、集団の中に入れなくなったきっかけがある。一律に対応できるマニュアルがあるわけもない。それぞれの思いを受け止め、共感していく能力が求められる。
それでは、受け止めきれないときにはどうするか。
不登校の子に対応するときには、その保護者の相談に乗ることもある。赤尾が4年次の春に担当した小学校1年生の子の場合は、その母親も問題を抱えていた。母子家庭で、強い不安に苛まれていたその母親は、赤尾にだけはなぜか心を開いていろいろな話をしてくれた。だが、まだ20歳を過ぎたばかりで社会経験にも乏しい彼女には、どう対応して良いか分からない問題ばかりだ。
「お母さんは、学校の先生が怖い、とおっしゃいます。ボランティアの私には話しやすかったのでしょう。現場の先生方からは、あなたがそこにいるだけでいいの、巻き込まれないでね、とアドバイスを頂きました」
寄りそい、話を聞いて、現場の先生方に伝え、福祉に繋げていく。一方、子どもは普段は母親の顔色をうかがっていて、なかなか学校に来ることができないので、大変なエネルギーを発揮して登校できたときには、存分に自由に過ごせるように配慮する。

貴重な経験を仲間と共有してそれぞれの教師像を築いていく。

「自分にできることは、あまりにも限られている。だからこそ、その限られたことを精一杯やって、後は社会の仕組みに委ねていく。行政や福祉の専門家と教育現場が連携していく、というとても大切なことを学びました」
それは、アンサンブルだ。社会のさまざまなパートが調和することで大きな力を発揮し、救われるべき人を救う。
赤尾は、この得がたい経験を教職支援センターに集う仲間たちと共有していく。ほかのメンバーも、ボランティアやインターンシップ、教師塾などでの気づきを持ち寄って、話し合うなかで、それぞれの教師像を構築していく。ここにもまた、アンサンブルがある。
仲間たちと気持ちを高め合い、また考えを深め合い、センターの手厚いサポートも得て、赤尾は滋賀県教育委員会の採用試験に合格した。
「現場は大変だぞ」と言った赤尾の両親。だが、そう言いながらも毎日楽しそうにそれぞれの勤務校に出勤していった両親。今なら、その気持ちが分かる。合格を報告したとき「おめでとう」と祝福してくれた両親には、娘の就職が決まったことだけでなく、有望な新人を同僚に迎えた喜びもあったに違いない。

小学校・中学校時代の少年少女合唱団での定期演奏会やクラブ活動。

子ども1人ひとりを見ることの大変さを学んだ2週間

毎日の授業作りは大変だったが子どもの反応を見ていると、子どものそれぞれの支援方法を考え、子どもたちのために分かりやすい授業を作ろうと思えた。

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