宮城県仙台向山高等学校卒業
※記事の情報は、取材当時(2025年7月)のものです。
人間を深く探究できる場所
人間はなぜ比較するのか?
自らの探究心を追究し続ける
自分は何に疑問をもつのか?
また、仏教文献の種類の多さや図書館が充実していることも魅力的でした。入学後、特にこころを動かされたのは、真宗学演習というゼミで読み解いた『歎異抄』(たんにしょう)でした。師弟の絆の深さや人間の苦悩の原因を学び、本文から現代語訳を作り、自分なりの問題提起を行う過程で次第に思考が深まっていきました。また、「師である法然に騙されていても後悔はない」という親鸞のことばのすごさも感じることができました。
不安な相手の気持ちに寄りそえる人へ
「人間が常に比較してしまうのはなぜか」
たとえば、他者が病気の際、可哀想だと思う気持ちですら自分は健康であるという比較から生まれています。人はそうした、とらわれのこころから逃れられない難しい存在だと知りました。
また、『歎異抄』を読み込んでいけば、昔のことばが現代の意味と異なるものがあると気づき、親鸞はどんな気持ちでこのことばを伝えたのか、調べるほどに探究心が芽生えてきました。
大谷大学は、多くの疑問を見つけ、自らを問い、深く探究することができる場所です。フィールドワークでは、東本願寺や知恩院など京都ならではの場所で学ぶことで理解も深まります。
将来は不安を抱える相手の気持ちに寄りそえる僧侶をめざし、京都での学びを生かしていきたいと思います。
PROFILEプロフィール
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文学部 真宗学科 第3学年
佐藤 靜海
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