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インタビュー|#5

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多角的な視点をもって、社会へ伝える

異なる意見を照らしあわせ
多角的な視点が身につきました

書く手が止まらないほど授業に夢中に

書く手が止まらないほど授業に夢中に

中学生の頃から雑誌が好きで情報誌も読むようになり、情報を伝える手段に興味を抱くようになったことがきっかけで、社会学部に決めました。
大谷大学は、歴史が長く地域密着型であることから、私が住む京都を深く知れると思ったことも決め手に。入学後、現代文化論という授業ではアニメや聖地巡礼など、現代の私たちが共感するテーマが多く、レポートを書き始めたら止まらなくなるほどおもしろい学びでした。同じニュースでも媒体によってメッセージが変わるなど、メディアの特徴や情報発信についても理解を深めることができました。
さまざまな授業を受けるなかで、異なる意見を照らしあわせて考える力が身についたように感じています。自分の意見も単なる感情論ではなく、裏付ける資料を分析し、多角的な視点をもって伝える大切さも学びました。

情報の背景や社会全体を深く考えるように

情報発信する媒体を学ぶなかで、情報をそのまま受け取るのではなく、情報の背景に何があるのか。また社会はどのように変化し、将来はどうなるのかと、情報に紐づく多くの物事を深く考えるようになりました。
そのような思考力が身についたのは、人間学の授業の影響も大きかったと思います。釈尊や親鸞の本を読んで学び、これまであまり意識していなかった「人間とは何か」を考えるきっかけとなり、あらためて自分を見つめ直す機会になりました。
私は一人よりも、みんなと一緒に目標に向かって取り組むのが好きなので、そのことを生かして、誰もが自由に挑戦できる社会に貢献したいと考えています。雑誌の編集者や出版の情報を発信する仕事や、IT関係など、視野を広げて将来を探っています。

PROFILEプロフィール

  • 社会学部 現代社会学科 第3学年

    上條 凜

    京都府立洛西高等学校卒業
    ※記事の情報は、取材当時(2025年7月)のものです。