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インタビュー|#4

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まっすぐ目標に向かう人の姿は美しい

変わる勇気。変える力。
人の美しさを子どもたちへ

1000年単位の目線で考えるのが文学の魅力

中学・高校で現代文や古典のおもしろさに出会いました。当時の先生が教科書の内容だけではなく、時代背景や当時の文化などをくわしく話してくれたことが国語に興味をもったきっかけでした。
国語科教員をめざすために、文学研究を極めながら教員免許が取得できる大谷大学へ。大学は、高校までの模範解答のある学びとは違い、自分で問いを立て、時代背景を調査し、根拠を探し、論を組み立てていく世界。先人が残したものを1000年単位の長期的視点から考察し直していきます。そのために学ぶべき領域は、本、映画、漫画、アニメなどに広がり、多角的な想像力も必要となるので、学びに厚みが出て夢中になって突き詰めることができます。

現状を変えようと悩む姿が美しい

現状を変えようと悩む姿が美しい

日頃は学科や教職課程の学びに加え、学習支援や居場所作りのスタッフとして、子どもたちと接する活動も行っています。また、一般教養科目で受講した、社会福祉や人間学の学びも自身の成長に生きていると感じます。
大谷大学は、あらゆるものを問い続ける環境を提供してくれて、学問や生き方も含めて自分の好きなことを応援してくれる場所。ここで学び続けていくなかで、何かに向けて努力し、目標に向かう姿は美しいと思うようになりました。それは、疑問や違和感を持ち、現状を変えようと悩むことだからです。
変わる勇気、変える力、それこそが人の美しさ。この学びを未来に生かすために現在は、中学校や高校の教員免許だけでなく、社会福祉主事任用資格の取得にも挑戦中。将来は子どもたちに、大谷大学で学んだ人間の美しさを伝えていきたいです。

PROFILEプロフィール

  • 文学部 文学科 第3学年

    岡田 遊快

    京都府立清明高等学校卒業
    ※記事の情報は、取材当時(2025年7月)のものです。