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生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [152]

通達

「通達」
一楽  真(いちらく まこと)(講師・真宗学)

 一般に通達(つうたつ)と言えば、お役所などから回ってくる通知を指す。隅々にまで行きわたるようにという意味で名づけられたのであろうが、中には、もらってもあまり嬉しくない通達もあったりする。
 この言葉はもともと「つうだつ」と読む仏教語であり、仏道に深く達しているという、仏のさとりを意味している。
 「さとり」と聞くと現実離れしたもののように聞こえるかもしれない。しかし実は、さまざまな思い込みから解放された、物事や現実をしっかりと見通す智慧をさとりというのである。
 私たちは、心のどこかで、自分のものの見方や判断は間違っていないと思っている。そのように思わないと、自信も持てず、行動に移せないのが人間の性分なのかも知れない。
 ところが、これまで営々と積み上げてきた人間の歴史は、本当に間違っていなかったと言えるだろうか。確かに、物は豊かになり、生活も便利になった。しかしその一方で、自然界には存在しなかった物質を生み出し、自分たちの生きている環境を自分たちの手で破壊することすら引き起こしている。これを果たして賢さと呼べるであろうか。
 よかれと思って積み上げてきたことが更に深刻な問題の原因になっていく。それは、何が本当に大切であるのかを見通すことができていないのである。進歩、向上という名のもとに、目先の利害ばかりを優先させてきた結果ではなかろうか。
 自分は間違っていないという思い込み。もっと便利で豊かになるはずだという思い込み。この思い込みこそが実は危い。賢いどころか愚かですらある。それに気づくところに、現実を見通す眼を獲得できる。そのことを仏教は通達(つうだつ)という言葉で教えているのである。
 さて、次から次へと出される通達(つうたつ)。その山を前にして、本来の意味に立った、現実を見据え、問題を見通したものであってほしいと願うのは、欲張りなことであろうか。

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