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Home > 読むページ > きょうのことば > 私たちは生き残らなければならない。その生存の義務は、私たち自身のためだけのものではない。

きょうのことば

きょうのことば - [2016年08月]

私たちは生き残らなければならない。その生存の義務は、私たち自身のためだけのものではない。

「私たちは生き残らなければならない。その生存の義務は、私たち自身のためだけのものではない。」
カール・セーガン(『COSMOS』下巻 朝日選書 332頁)

 カール・セーガン(1934~1996)はアメリカの科学者で、NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査計画の多くに関わったことや、地球外知的生命体探査における先駆的な業績で知られます。また、科学啓蒙分野でも精力的な著作活動を行っており、SF小説『コンタクト』は映画化もされています。『COSMOS』もそうした著作のひとつで、ドキュメンタリー番組としてテレビ放映され、世界各国で評判になりました。

 『COSMOS』は、宇宙というテーマを軸に、生命や人類の歴史、科学の役割、そして人類の未来について述べた著作です。標題のことばは、その最後の段落で述べられたものです。それに続けてセーガンは次のように述べて『COSMOS』を結んでいます。

私たちは、その義務を宇宙に対しても負っている。永遠に近い時間と無限に近い空間を持つ、その宇宙から私たちは生まれてきたのだから……。

 「地球のために」と名付けられたこの最終章で、セーガンは核兵器のもたらす危機的状況に強い警鐘を鳴らしています。核戦争によって人類の存続がおびやかされてはならないということを、人類の歴史のみならず、地球の歴史、宇宙の歴史を踏まえて主張しています。私たち人類はこれまで、民族や思想、宗教、生活習慣などの異なる集団同士で、その違いを理由に争うことを続けてきました。しかし、核兵器というあまりにも強い力を持ってしまった私たちがそのような争いを続けるならば、私たち自身の存在がなくなってしまうでしょう。核戦争に勝者はないのです。

 セーガンは、宇宙の誕生から現在までを1年に置き換えて考える「宇宙カレンダー」という考え方を示しています。この「宇宙カレンダー」の中で、多くの偶然を経て、やっと最後の数分のところで、私たち人類は生まれ、そのカレンダーを振り返ることのできる、地球で初めての存在となりました。その意味で私たちひとりひとりは貴重な存在なのです。

 セーガンはこの標題のことばで、人類のみならず地球の存続さえもおびやかすという、私たち人類の持つ闇の深さを照らしだしつつ、私たちがそのような闇を超えてともにひとりひとりが貴重な存在として生きてゆく世界の実現を強く願っているのだと理解できるのではないでしょうか。

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